META SoC プロセッサ
32 ビット SoC プロセッサ IP コアの META ファミリは、ハードウェア マルチスレッドを使って汎用、DSP 性能を提供する、比類なき組み込み型プロセッサ製品群です。高い SoC システム待ち時間許容度と今までにないレベルのリアルタイム レスポンスを提供するので、SoC アプリケーションに最適です。META プロセッサは、ハードウェア マルチスレッドを完全サポートするために一から設計されるイマジネーションのアーキテクチャを活用するため、高いデータレートと高度なリアルタイム イベント処理が重要な高性能・リアルタイム アプリケーションに最適です。META コアは当社の IP コアや SoC プラットフォーム IP ソリューションの数々に活用されています。
ハードウェア マルチスレッドは当社の主要テクノロジーです。当社の IP コアの多くがこのテクノロジーによって、各クロック サイクルで最大限のプロセッサ性能を引き出しています。従来のプロセッサの多くは、メモリー要求が終わるまでストールし、処理リソースの最大 50% が活用されないケースがあります。META の特殊なマルチスレッド機能により、クロック サイクルごとのハードウェアのコンテキスト スイッチが可能で最大 4 スレッドをサポートします。
例えば、1 つのスレッドで Linux アプリケーションのメモリー要求が解決されている間に、オーディオ デコーダを別のスレッドに渡し、さらに別スレッドの通信プロトコル スタックでデータを渡し、4 つ目のスレッドでリアルタイムのハードウェア イベントを処理することができます。それぞれのスレッドがプロセッサを占有するため、実質上 4 つのバーチャル プロセッサが同一のデータパスを活用し、キャッシュ コヒーレンシが確保されます。META はこの独自の組み込みプロセッサ設計により、同一クロック速度とシリコン領域において最先端の従来型プロセッサに比べて最大 2 倍の測定スループットを実現します(例:Dhrystone)。
META の各スレッドを「GP(汎用)」または「DSP」として設定でき、 GP スレッドは高度に最適化された、RISC のような命令セットを活用します。さらにコード サイズを最小限に抑える、フットプリントがより小さい命令セットも使用可能です。各 DSP スレッドは ALU リソースやレジスタを追加することで、プロセッサはオーディオ コーデック、モデムなどの高度 DSP アルゴリズムを実行できるようになります。
META プロセッサは Full Linux(シングル プロセッサ、SMP 対応)や当社独自の MeOS RTOS(リアルタイム オペレーティング_システム)を含む、数多くの OS を実行します。META はバーチャル レイヤーを使用せずに複数の OS をサポートする唯一のプロセッサ アーキテクチャです。低レベル タスクを実行するスレッドは OS を介せずにネイティブに実行されるため、最大限の効率性が確保されます。SMP Linux はマルチプロセッシングとハードウェア マルチスレッドをお馴染みの Linux 環境で実行できるため、ソフトウェア エンジニアは特別なコードを記述する必要なくハードウェア マルチスレッドのメリットを享受することができます。
さらに META アーキテクチャは AMA(Automatic MIPS Allocation)などの高度なスケジュール機能を含み、システム設計者は各スレッドに割り当てる MIPS の割り合いを調整することができます。AMA はハードウェアに実装されているため、システムのパフォーマンスを調節してソフトウェアのリビルドを最小限に留めることも可能です。
META Series2 IP コア ファミリは同じ命令セットとアーキテクチャを共有する 3 つの IP コアから構成されます。これによりユーザーは低~中レベルの META から始め、マルチスレッドでの実績を積み、SoC の複数ブロックにおいて META プロセッサを活用するメリットが生まれてきたらアップグレードすることができます。
META HTP アプリケーション プロセッサ
META HTP ファミリ強力な汎用 32 ビット プロセッサと高性能 DSP、低レベル コントロールを単一のデータパスとキャッシュに統合します。あらゆる OS を実行し、必要に応じて各スレッドで 別の OS を実行することができる META HTP は組み込み Soc プロセッサ リソースの最適なソリューションです。ほとんどの HTP 構成は 2 つまたは 4 つのスレッドを含み、1 つ以上が DSP、また 1 つ以上が Full Linux に割り当てられています。META HTP コアは 65LP プロセスで最大 400MHz、65G プロセスで最大 700MHz 動作が可能です。
META MTP 組み込みプロセッサ
META MTP ファミリはマルチスレッドと高性能 DSP のメリットを提供します。通常では 2 スレッド構成の META MTP プロセッサは ALU とキャッシュのリソースを低減してダイ サイズを最小限に抑え、通常は RTOS、またはアプリケーションの場合はネイティブ実行します。オーディオや通信などの マルチメディア処理に最適です。META MTP コアは、低レベル コントロール、DSP などの負荷の多い処理タスクが必要とされるイマジネーションのプラットフォーム IP ソリューションや IP コアに活用されています。通常、META MTP 用アプリケーションは調整なくより大型な META HTP プロセッサに移行することができ、アプリケーションの成熟、拡張に合わせたアップグレードが可能になります。
META LTP 組み込みマイクロコントローラ
META LTP その前身の MTX はシングルスレッドの SoC 用組み込み型コントローラです。その単純化されたキャッシュレスのメモリ・アーキテクチャと優れた外部イベント・インターフェース機能により、標準 65LP プロセスで最大 400MHz 動作を実現できます。これは低レベルの制御およびデータ・フロー処理に最適な選択で、当社の IP コアにも広範に渡って活用されています。

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