15th April 2015

イマジネーション、ウェアラブル機器やIoTに最適な業界最小電力の無線ネットワークIPの新製品「Ensigma Whisper RPU(Radio Processing Unit)」を発表

低電力Wi-Fi、Bluetooth Smart、コンビネーションで提供


イマジネーション・テクノロジーズ(IMG.L、 以下:イマジネーション)は、 長時間のバッテリ駆動と低価格が要求されるウェアラブル機器やIoT、 各種無線ネットワーク型デバイスに最適な、 超低消費電力通信機能をSoCに統合するために設計された柔軟な無線ネットワークIPファミリの新製品「Ensigma Whisper RPU(Radio Processing Unit)を発表しました。 お客さまは、 個々のアプリケーションに基づいて、 Wi-Fi 802.11nかBluetooth Smart、 または2つの規格の組み合わせかを選択して、 Ensigma Whisper RPUを実装することができます。

新製品のWhisper RPUは、 超低消費電力Ensigma Whisper Series5アーキテクチャをベースとし、 高性能なオンチップ通信の実現に焦点をあてたEnsigma Explorer RPUファミリを補完します。 高度な設定変更ができる組込プロセッサのEnsigma RPUは柔軟性が高く、 複数の規格をサポートするのに理想的です。

モバイル機器やその他既存のネットワークチップ及びIPの再利用は、 ウェアラブル機器やその他の超低消費電力IoTデバイスに対しては効果的でありません。 これらの新しいアプリケーション向けには、 無線ネットワークIPコアを低消費電力とコンパクトサイズに焦点をあてて、 ゼロから構築する必要があります。 Whisper IPコアは、 スマートウォッチ、 ホームオートメーション、 ヘルスケア、 車載用機器、 各種産業用に必要なIoTやその他アプリケーションをターゲットとし、 次世代SoCの用途に合わせた実装構成が可能なエンジンです。

株式会社テクノ・システム・リサーチでアシスタント・ディレクタを務める丹羽 健氏は、 次のように述べています。 「今日のネットワーク型デバイスでは、 各社が消費電力、 省スペース、 部品数の削減に注目するにつれて、 あきらかにワイヤレス・コンボ・チップから、 ネットワーク機能をメイン・アプリケーション・プロセッサに統合する方向に向かっています。 スマートフォンでは、 2018年までに70パーセントの端末でアプリケーションプロセッサにネットワーク機能が統合されると予想しています。 ウェアラブル機器とIoTデバイスが主流になるにつれて、 同様のトレンドをたどると考えています。 超低消費電力の制約の中で、 実効パフォーマンス提供に焦点をあてたイマジネーションのEnsigma Whisper RPUは、 市場から歓迎される新製品です。 」

お客様の市場投入までのスピードをさらに加速するため、 Ensigma Whisper RPUは規格認証を含め総合的な通信ソリューションとして提供されます。 また、 イマジネーションとパートナー企業から、 カスタマイズ可能なRFとアナログフロントエンドを必要に応じて提供することができます。 イマジネーションは、 最初に次の3つのバージョンのWhisper RPUを提供します。

  • C5400:オーディオ/ビデオストリーミングに対応した低電力デバイス向けWi-Fi 802.11n IPコア。 お客様は、 従来のBluetoothの消費電力レベルで、 MHz当たりのパフォーマンスを向上させたWi-Fiネットワーク接続を利用可能
  • C5300:センサーハブ、 ウェアラブル機器、 ホームオートメーションなどのデバイスに制御機能を提供する、 超低消費電力、 短距離通信用のBluetooth Smart IPコア。
  • C5401: ウェアラブル機器のようなアプリケーション向けに、 制御アプリケーション用Bluetooth Smartとストリーミング用Wi-Fi 802.11nを兼ね備え、 並列動作可能なIPコア。

ABI Researchでリサーチ・ディレクタを務めるPhilip Solis氏は、 次のように述べています。 「IoTに向けてワイヤレス接続をさらに促進する2つのトレンドがあります。 その1つは、 ワイヤレス接続のベースバンドをホストプロセッサに統合することです。 もう一つはコスト、 サイズおよび一番重要な電力消費を削減するために、 設計をダウンスケーリングすることです。 ワイヤレスの接続空間には複数の接続規格が存続するため、 生活環境をさらに快適にするウェアラブルやIoTデバイスに必要な低電力をフルに活用する、 独自の設計を創造する必要があります。 」

超低電力通信技術を持つEnsigma Whisper RPUは、 コアの静的および動的な電力消費の両方を最適化するEnsigma用のImaginationのPowerGearing™とともに、 高度に最適化された構成可能なハードウェアを特長としています。

超低電力通信技術

Ensigma Whisper RPUは、 コア内の静的・動的な電力消費を最適化するイマジネーションのEnsigma用PowerGearing™とともに、 高度に最適な設定変更が可能なハードウェアを特長としています。 Whisperアーキテクチャの独自の設計は、 モデム/MIPSプロセッサの密接な連結により、 起動プロセスにおいて、 IoTとウェアラブル機器がより迅速で低電力な起動をすることで、 他のネットワーク接続ソリューションと比べて最良の待機電力を実現しています。 Ensigma Whisper RPUとモデム/プロセッサとの強い結合は、 センサーアプリケーションにおいて、 お客様がホストプロセッサ削除や負荷軽減を選択することができ、 最小の組み込みシステムサイズと、 最少の消費電力の実現へつながることを意味します。

Ensigma + MIPS: 強力なコンビネーション

統合・最適化されたEnsigma RPUとMIPS CPUが、 イマジネーションの通信プロセッサIPプラットフォームの中心部にあり、 ハイパフォーマンスLinuxまたはRTOSベースのアプリケーション環境とあわせ、 完全に統合化されたオールインワンのIPソリューションとして、 マルチスタンダード対応を提供できる、 最先端の組み込みプロセッサIPプラットフォームです。

Whisperライセンシーは、 イマジネーションとそのパートナーが拡張を続けるサービスラインアップへのアクセスと共に、 製品登録やアップデートを容易に実行でき、 各デバイスのインターネットや相互接続を行えるイマジネーションの革新的なIoTデバイス-クラウド間の技術であるFlowCloudを活用することができます。

イマジネーションで、 Ensigma製品事業担当バイスプレジデントを務めるChakra Parvathaneni氏は、 次のように述べています。 「当社では、 既に実績のあるハイパフォーマンスEnsigma Explorerアーキテクチャを補完するために、 超低消費電力のEnsigma Whisperアーキテクチャを開発しました。 Whisperは、 当社のお客様が、 IoT、 ウェアラブル機器、 その他の低消費電力、 低コストデバイス向けに、 目標とする消費電力、 面積の確実な実現を目的にしています。 WhisperとExplorer RPUによって、 お客様はSoCに広い範囲の通信能力を統合することができます。 通信プロセッサIPプラットフォーム内の補完的なMIPSとFlowCloudテクノロジーはさらに多くの価値を生み出し、 独自のEnd-to-Endのネットワーク接続ソリューションを実現できます。 」

ご利用について

Ensigma Whisper RPUのライセンス提供を開始しました。 詳しくは、 info@imgtec.comへお問合わせください。

Ensigma RPUについて

Ensigma RPU製品には、 低消費電力のWhisperファミリとハイパフォーマンスのExplorerファミリがあり、 共通のAPI設計によって、 超低消費電力から最大パフォーマンスのアプリケーションまで対応し、 お客様はさまざまなプラットフォーム間でソフトウェアを再利用することができます。 Ensigma RPUは、 1つのアーキテクチャで複数の規格サポートを提供し、 Wi-Fi、 クラシックBluetooth、 Bluetooth Smart、 NFC、 GNSSや、 その他の既存または普及しつつある低消費電力ネットワーク接続テクノロジーをお客様がSoCに統合できるように設計されています。 この機能をチップ上に統合することで、 従来のソリューションと比較して、 お客様は電力消費やシリコン領域、 システムコストを最小限にできます。 Ensigma RPUは、 流通経路において、 設計範囲の拡大を伴いながら、 現在数多くの低電力オーディオやネットワーク型デバイス向けに出荷されています。

イマジネーション・テクノロジーズについて

イマジネーションは、 世界中の何十億の人々の生活を豊かにする製品を支える、 グローバル規模のテクノロジー・リーディング・カンパニーです。 広範囲なシリコン製品向けのIP(知的財産)には、 様々なモバイル、 家電、 自動車、 企業、 インフラ、 IoT、 組込機器の原動力となるSoC(Systems on Chips)の設計に欠かせないマルチメディア、 通信、 汎用プロセッサが含まれています。 独自のソフトウェアやクラウドIP・システムソリューションとの相乗効果によって、 ライセンシーやパートナーが高度に差別化されたSoCプラットフォームを利用した製品を素早く市場に投入することを可能にします。 イマジネーションのライセンシーである半導体メーカー、 ネットワークオペレータ、 OEMやODMなど多くの世界的な先端企業は、 各国で象徴的で革新的な製品を創り続けています。 詳しくは www.imgtec.com及びwww.imgtec.com/jpをご覧ください。 イマジネーションの情報はTwitterYouTubeLinkedInRSSFacebookおよびブログで提供されています。

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