Press release

16 February 2009

“イマジネーション、新しいベクター グラフィックス IP コア ファミリ初の製品を発表 POWERVR VGX150 がベクター グラフィックス処理の次代を担う”

2009 年 2 月 16 日、スペイン・バルセロナ(モバイル世界会議)― マルチメディア チップのテクノロジー会社イマジネーションテクノロジーズ(IMG)は、本日、スケーラブルなベクター グラフィックス処理プロセッサ向け IP コアの新しいファミリ初の製品となる POWERVR™ VGX150 を発表しました。

イマジネーションの POWERVR MBX と SGX はすでに主流の携帯電話グラフィックスの事実上の標準規格となっており、OpenWF を含む合成関連のAPI群に止まらず、OpenGL、ES 1.1、OpenGL ES 2.0、OpenVG といった 3D、2D および ベクター グラフックス向けのあらゆる高度なAPI をサポートしています。POWERVR VXG150 により、イマジネーションのグラフィックス IP は初心者向けの携帯電話から新興市場にターゲットを広げました。POWERVR VGX IP コア ファミリは、OpenWF のような合成の規格だけでなく、OpenVG、SVG、Flash コンテンツ向けの効率性の高いベクター グラフィックス アクセラレーションに力を入れた製品です。

これで、初心者向けの携帯電話からハイパフォーマンスのモバイル コンピューティング機器までを対象としたスケーラブルなソリューションが揃ったことになります。

IMG のマーケティング担当副社長トニー・キング=スミス氏は次のように述べました。「今や消費者は、ごく基本的な携帯電話であってもある程度のグラフィックス アクセラレーション機能を求めています。POWERVR VGX は初心者向けの製品に理想的なソリューションで、CPU にほとんど負荷をかけず完全なベクター グラフィックス アクセラレーションを実現します。また、最小のシリコン面積と消費電力、比類のない柔軟性で将来的にベクター グラフィックスに関する規格に必要なあらゆる要素を考慮に入れています」

VGX150 は次のような用途に対するクラス トップレベルのベクター グラフィックス機能を実現します。初心者向けおよびフィーチャーフォン初心者向けのセットトップ ボックスおよびテレビパーソナル メディア プレーヤー初心者向けのパーソナル ナビゲーションラジオエレクトロニック ダッシュボード電子ブックビューアその他のマルチメディア家庭用電化製品

キング=スミス氏はさらに、「当社はこれまで主要なパートナー企業と提携して次世代ベクター グラフィックスの位置づけや提供、主だった OEM やミドルウェアのプロバイダが求めるニーズに合わせた VGX の開発を行ってきました。当社の別の IP と組み合わせて消費電力の低いソリューション全般に使用するにしても、単体で初心者向けの量産品に使用するにしても、POWERVR VGX はグラフィックス IP コアの重要かつ多様な新しいファミリであることに違いはありません」と述べています。

POWERVR VGX150
POWERVR VGX アーキテクチャは、Khronos Group の開発によるベクターグラフィックス API である OpenVG 1.1 の全機能のネイティブ アクセラレーションを提供するため、CPU に処理の負担を事実上ほとんどかけずハイパフォーマンスのアクセラレーションを実現します。OpenVG 1.1 API スタックを完全にサポートし、VGX150 はネイティブの OpenVG コンテンツだけでなく、SVG プレーヤー、Flash Lite™ 3、Flash™ 7 プレーヤーなどのあらゆる OpenVG アプリケーションのハイパフォーマンスを完全に引き出すことができます。また、高画質 GUI 、ベクター グラフィックスを使用したブラウザやナビゲーション機能の実現にもごく小さなシリコン面積で済み、消費電力も非常に低く抑えることが可能です。

POWERVR VGX150 は、スタンドアロンのグラフィックス IP コアとして、または最適化したグラフィックス サブシステムの一部として他のイマジネーションのテクノロジーと併用し簡単に SoC に統合できるように設計されています。POWERVR VGX と SGX を組み合わせると、先進の 3D やベクター グラフィックスの高度な電力管理が可能です。さらに POWERVR VXD と VXE ビデオ デコーダとエンコーダ システムを追加すれば、最高のマルチメディア機能を実現できます。

IMG が特許を保有する独自の Tile-Based Deferred Rendering テクノロジーにより、隠面処理のオンチップ処理(ピクセルは OpenVG の Back-to-Front に完全互換)とピクセル混合が可能になりました。これにより、ピクセルの繰延処理、外部メモリへの不要なアクセス回避が可能になり、カラー、階調、パターン、画像、混合処理を表示ピクセルに限定することができます。

ハードウェア ベースのタイリングとカリングのアルゴリズムは複雑な形状で直接動作します。ベジェのダイナミック テッセレーションをハードウェアで処理しラスタライゼーション フェーズまで繰り延べすることによって帯域幅を削減します。すべての OpenVG 塗りつぶし規則は 8 ビットのステンシル バッファを使用してチップ上で評価されます。

POWERVR VGX150 には次に挙げる 2 つの主要なブロックがあります。Geometry Engine と Pixel Engine です。Geometry Engine はすべてのジオメトリおよびタイリング機能を管理し、ジオメトリ処理(変形、ストローク、パラメータ生成)、ポリラインとベジェ曲線のカリング、クリッピング、タイリングを対象とするカスタムの命令セットを利用します。Geometry Engine は IMG の META™ アーキテクチャに基づく完全にプログラマブルなマルチスレッド プロセッサで非常に柔軟です。Pixel Engine は高度に最適化されたハードウェア エンジンで、強力なベクター ALU とプログラマブル Blend Unit を統合しています。これにより、56 ビット(16:16:16:8)の内部フォーマットを使用してすべての OpenVG ブレンド モード、色空間の変換、アルファ マスキングを効率的にサポートし、フレーム バッファの色深度に関係なく最高の画質を実現します。双方とも本質的にプログラマブル エンジンであるため、ホスト CPU の負荷を最小限に抑えて新たな規格や将来的な規格のサポートが可能です。

POWERVR VGX150 は幅広い強力なアンチエイリアシング機能で高画質の画像グラフィックスを提供します。8x Multi-Sampling Anti-Aliasing(MSAA)モードは最低限の処理で高画質を実現するため帯域幅への影響が最小限で済みます。16x または 24x サンプリングの Multi-pass AA、4x MSAA(最高のパフォーマンス)、‘No AA’ モード、さらにオブジェクト単位で AA を無効にできるオプションもあります。カバレッジのみの AA とは異なり、VGX150 アルゴリズムは Flash と完全に互換でブリードスルーのアーティファクトに悩まされることがありません。

OpenVG 1.1/OpenWF 合成のサポート
POWERVR VGX アーキテクチャは、OpenWF などの API を介した高度な合成をサポートしています。これには、ビデオ アクセラレータ(POWERVR VXD IP コアなど)の YUV プレーンや、グラフィックス アクセラレータ(OpenGL ES や OpenVG コンテンツをレンダリングする POWERVR SGX IP コアなど)のグラフィックス プレーンの効率的な合成などがあります。

POWERVR VGX150 は、消費電力を最小限に維持してクラス トップレベルのパフォーマンスを提供する特許取得のユニークなテクノロジーを基盤に構築されています。消費電力の低いアーキテクチャは、動作時およびスタンバイ時の消費電力を確実に最低限に抑える高度な最新技術で補完されます。VGX150 ドライバ アーキテクチャはすべての主要な組み込みオペレーティング システムをサポートしており、さまざまな CPU アーキテクチャやその他のオペレーティング システムへの移植が容易です。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディアと通信におけるシリコン テクノロジーの世界的なリーディング カンパニーの Imagination Technologies Group plc(LSE:IMG)は、グラフィックス、ビデオ、マルチスレッド組み込み処理/DSP、マルチスタンダード通信アプリケーション向けの市場をリードするプロセッサ コアの製造およびライセンス供与を行っています。このようなシステムオンチップ(SoC)向けシリコン知的財産(IP)関連のソリューションは、幅広い開発者・ミドルウェア エコシステムだけでなく、強力なソフトウェアツール製品群によって称賛されています。ターゲット市場としては、携帯電話、携帯マルチメディア機器、家庭用娯楽機器、低消費電力モバイル コンピューティング、カー エレクトロニクスなどが挙げられます。ライセンス先には、主要な半導体や家庭用電化製品関連の企業が含まれています。イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。詳しくは、www.imgtec.com をご覧ください。

広報担当者:
David Harold
Imagination Technologies
tel +44 (0)1923 260 511
fax +44 (0)1923 270 188
e-mail: david.harold@imgtec.com
Imagination House
Home Park Estate
Kings Langley
Herts WD4 8LZ

Media contacts

If you have any enquiries regarding any of our news or press release items, please contact:

United Kingdom

david.harold@imgtec.com
Tel: +44 (0)1923 260 511

jo.ashford@imgtec.com
Tel: +44 (0)1923 260 511

Related blog articles

PowerVR in silicon: Vivo Y83 smartphone review

If you were watching the World Cup earlier this year and for some reason weren’t gripped by what you were seeing you may have noticed the brand ‘Vivo’ on the advertising hoardings running down the sides of the pitches. I’d

Imagination at Smart China Expo panel

Imagination focuses on artificial intelligence at Smart China Expo

On August 23rd-25th 2018, the first Smart China Expo was held in Chongqing, China and attracted more than 400 attendees from all over the country. The event was jointly organized by a variety of organisations; the Chongqing Municipal People’s Government;

Stay up-to-date with Imagination

Sign up to receive the latest news and product updates from Imagination straight to your inbox.

  • This field is for validation purposes and should be left unchanged.
>
Contact Us