19th November 2008

イマジネーション、最新のPOWERVR VXEビデオ・エンコーダIPコアを発表


2008年11月19日システムオンチップ向け知的財産(SoC IP)のリーディング・カンパニーであるイマジネーションテクノロジーズは、 本日、 POWERVR™ VXEビデオ・エンコーダ・ファミリーとして2つの新しいIPコアを発表しました。 POWERVR VXE251とVXE280は、 SDとHDの解像度でそれぞれマルチスタンダード・エンコードを実現します。 いずれも、 すぐにもライセンス供与が可能です。

POWERVR VXEはH.264、 MPEG-4、 JPEGを始めとするさまざまな圧縮規格に対応し、 静止画像やビデオ・シーケンスのエンコードを行います。 このコアはビデオ/静止画像のエンコード処理全体をハードウェアで行うため、 ホストCPUの処理要件を最小限に抑えることができます。 POWERVR VXEコアはマルチスタンダード機能を備えているにもかかわらず、 通常使用するシリコン領域はシングル・スタンダード・ソリューションと同程度で済みます。

VXEファミリーのエンコーダはカメラ、 携帯型メディア・プレーヤー、 テレビ会議、 監視機器、 PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)、 携帯電話などのさまざまな家庭用および組込みアプリケーションに理想的な製品です。

VXE280独自の機能の1つはスケーラブルなアーキテクチャです。 これにより、 パイプラインの数をプロセス固有のクロック速度に合わせて調整し、 システムの効率とパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

POWERVR VXEエンコーダは低いデータ転送速度と消費電力で高品質のエンコードを行うため、 次世代の家庭用機器に対応した効率的なエンコードが可能です。 VXE280は、 多数の家庭用アプリケーションで需要が高まりつつあるフルHDエンコード機能を搭載しています。 H.264に対応しているため、 POWERVR VXE採用の機器では、 効率の低いM-JPEGアルゴリズムを使用した現在の機器に比べ、 HDビデオの録画時間が5倍以上になります。

これらのコアは、 未処理画像データからビデオと静止画像をエンコードし、 対応するビット・ストリームをエレメンタリ・ストリームまたはNALユニット・レベルで生成します。 ストリーム・ヘッダーを生成して、 エントロピーエンコーディング、 スキャン、 変換、 動きの検出と補正、 非ブロック化などのアルゴリズム機能を実行します。

これらのコアのマルチスタンダード・サポート機能は幅広い未処理画像データで検証されており、 画質を落とすことなく、 高い圧縮率を実現します。 サポートされる規格を以下に示します:H.264 BP@L4.1、 MPEG-4 SP@L5.0、 H.263 P0@L50、 M-JPEG Baseline Profile 4:2:2 & 4:2:0、 JPEG Baseline Profile 4:2:2 & 4:2:0。

高度な設計技術により、 これらのコアでは、 クロック速度を低く保ちながらフレームレートの標準解像度を完全にエンコードできます。 H.264 BP@L3.0による30fpsでのSDのエンコードに必要なのは75MHz、 H.264 BP@L4.1による30fpsでのHDのエンコードには150MHzが必要となります。

POWERVR VXEビデオ・エンコーダは強力なリアルタイム・ストリーム・マネージャを搭載しています。 これはイマジネーション社のMETA MTX32ビット組込みプロセッサIPコアを基盤とし、 レート制御や全体的なコア管理機能などすべてのヘッダーのエンコードを実行します。 VXEコアの広範かつ柔軟なレート制御アルゴリズムは、 固定ビットレートと可変ビットレートの制御機能を備え、 エンド・アプリケーションの要件に対応します。 VXEコア独自のアーキテクチャにより、 新しいシリコンを導入することなく既存のハードウェアを使用して、 将来的なレート制御要件に対処できます。

ブロックやレジスタ・レベルのクロック・ゲーティングなどの高度な自動ハードウェア電源管理技術により、 各ビデオ規格に対する供給ロジックは最小限に抑えられます。 これにより、 コアの消費電力要件を低く抑えて高パフォーマンスでリアルタイムのビデオ・エンコードを実現できるため、 携帯型メディア・プレーヤーや携帯電話など電力に制約のある機器に導入されます。

POWERVR VXEコアは、 3GPPや3GPP2などのさまざまな相互運用規格のビデオ要件を満たし、 JFIF1.1へのフル・エンコードに対応しているため、 広範囲のモバイル・アプリケーションに利用可能です。

イマジネーションテクノロジーズについて
Imagination Technologies Group plc(FTSE:IMG)は、 半導体システムオンチップ(SoC)向け知的財産(IP)のリーディング・カンパニーで、 市場をリードするグラフィックス/ビデオ/ディスプレイ・アクセラレータ、 マルチスレッド・プロセッサ、 マルチスタンダード受信機テクノロジーのライセンス供与を行っています。 これらのIPソリューションはダイナミックで幅広い開発者およびミドルウェアのエコシステムによって補完されています。 ターゲットとしている市場は、 デジタル・ラジオとオーディオ、 携帯電話マルチメディア、 PMP(パーソナル・メディア・プレーヤー)、 車載ナビゲーションとドライバー・インフォメーション、 PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)、 UMPC(ウルトラ・モバイルPC)とMID(モバイル・インターネット機器)、 デジタルテレビとセットトップ・ボックス、 携帯テレビなどです。 ライセンス先は、 主要な半導体や家庭用電化製品関連の企業だけにとどまらず、 革新的な最先端の新興企業や工場を持たない半導体企業も含まれています。 イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくは、 www.imgtec.comをご覧ください。

広報担当者:
David Harold 電話:+44 (0)1923 260 511
イマジネーションテクノロジーズ FAX:+44 (0)1923 270 188
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