12th November 2012

イマジネーション、802.11ac や 4×4 MIMO 以降に対応した最新の高帯域幅 ENSIGMA Series4 ラジオ処理ユニット(RPU)を発表

マルチコアのスケーラビリティと超高帯域幅バスファブリックによって、グローバルなマルチスタンダードコネクティビティと放送通信に対応したSoCが実現


2012年11月12日、 東京::マルチメディアおよび通信テクノロジー分野のリーディングカンパニーであるイマジネーションテクノロジーズは、 同社独自のENSIGMA汎用通信IPコアファミリの最新世代アーキテクチャの発売を発表しました。

ENSIGMA Series4 IPアーキテクチャは、 高度にスケーラブルなマルチコアアプローチにより最大限の構成可能性を確保するとともに、 超高帯域幅のプログラマブルバスファブリックと、 マルチコンテキスト機能を搭載し消費電力を最小限に抑えたVLIWベースの第4世代変調プロセッサを備えているのが特長です。 これによりSeries4 RPUは、 4×4 MIMO、 802.11ac以降向けに構成できるとともに、 すべての主要な802.11プロファイル、 テレビ・ラジオ放送、 Bluetooth、 その他多くの放送およびコネクティビティ通信規格に対応した、 30種類を超える規格向けにも構成可能です。

このテクノロジーは、 2012年11月14~16日に横浜で開催されるEmbedded Technology(ブースC-20)で明らかにされます。 ここでは、 同社のアーキテクチャの説明と、 現行のENSIGMA Series3 RPUを搭載した、 Toumaz(Frontier Silicon)やSiSを含む幅広いパートナーの製品の実演を行います。

ENSIGMA Series4 RPUは、 接続モデムと放送受信機に関する、 明日の複雑なシステムオンチップ(SoC)の要件をすべて実装しています。 ENSIGMA RPUは30種類を超えるデプロイ可能な規格を現在、 利用可能で、 SoCへの統合と高度なチップセットに関する、 世界でも群を抜いた最も包括的なベースバンドソリューションです。

Series4 RPUは、 複数の規格が同時に存在する状態のダイナミックなサポートを特長とするMIMO対応マルチストリームコアから、 外部チップまたはハードコードされたコアを1つ以上置き換えることのできるシングルストリーム構成まで、 幅広いパフォーマンス性能を提供します。

イマジネーションのマーケティング担当副社長トニー・キングスミス氏は次のように述べています。 「イマジネーションは、 ENSIGMA Series4のように高度な通信プロセッサのみならず、 本稼働に耐える特性のはっきりしたマイクロコードと、 サポートを明記しているすべての規格に対するドライバ実装を提供できるだけのリソースを備えた数少ない企業です。 Imaginationはこれまで、 ENSIGMAのテクノロジーとアルゴリズムに10年以上にわたって数百人年を投資してきました。 それにより、 ENSIGMA Series4 RPUは、 現在入手可能な、 世界で群を抜いて最も包括的かつ総合的なIP通信ソリューションだと確信しています。

「消費者向け、 産業向け、 自動車向けの製品で通信に関する要件がますます厳しくなる一方で、 世界市場における激しい競争でコストダウンの圧力が続いている中、 ENSIGMA RPUはSoCベースシステム用の究極の通信ソリューションとなっています。 POWERVR GPUが今日のSoCに重要であるのと同様に、 次世代のSoCインテグレーションにおいては当社のRPUが重要な地位を占めると確信しています」

ENSIGMA Series4は、 サポート対象となっている30以上の規格のそれぞれですぐにデプロイできる変調・コーディングソフトウェア一式と、 最も小さくコスト要件の厳しい組み込みConnected Processorから、 最先端のグローバルシャーシベースのマルチチューナ接続対応Smart TVまであらゆる用途に向けてスケーリングできる、 洗練された、 高度にプログラミングが可能かつ柔軟なハードウェアアーキテクチャを備えています。

ENSIGMA Series4は、 テレビやセットトップボックス、 ラジオ(消費者向けまたは車載) 、 タブレットやスマートフォン、 消費者向け、 産業向け、 自動車向けのインターネット接続機能搭載製品、 および組み込み製品などの市場に最適な、 「Internet of Thing」(あらゆるモノをWebにつなぎネットワーク化する)を牽引するソリューションです。

ENSIGMA Series4の詳細

ENSIGMA Series4は、 デジタルテレビ向け(DVB-T2、 DVB-T、 ISDB-T、 SBTVD、 ATSC、 GB20600-2006(CTTB)、 DVB-S2,DVB-S,ISDB-S、 DVB-C2、 DVB-C、 J.83B、 ISDB-Cなど)、 アナログテレビ向け、 モバイルテレビ向け(DVB-H、 T-DMB、 1-Seg ISDB-Tなど)、 コネクティビティ向け(802.11abgn、 MIMO、 802.11n、 MIMO 802.11ac、 (Complete、 Fully Embedded、 または同時Bluetooth機能搭載Thin MACなど)、 ラジオ向け(DAB/DAB+、 HD Radio、 3-seg ISDB-T、 ISDB-Tmm、 DRM、 FM、 AMなど)の主要な標準をすべてサポートしています。

ENSIGMA Series4アーキテクチャは、 フルプログラマブルな変調およびコーディングプロセッサと、 マルチスタンダードハードウェアアクセラレータ、 マルチストリームDMA(Direct Memory Access)ファブリックを兼ね備え、 電力消費を抑えつつ利用分野に対して最適化されたマルチスタンダードなベースバンドソリューションを実現します。 変調およびコーディングのコアプロセッサは、 構成可能な(場合によってはプログラマブルな)ハードウェアアクセラレータ群によって補完されます。 ハードウェアアクセラレータは信号のダウンコンバートや高度なエラー補正のような比較的ソフトウェア向きでない機能を実装し、 複数の規格にわたって繰り返し利用されています。

物理層のテクノロジーは、 RPUに組み込みの低消費電力32ビットプロセッサMETAによって補完されています。 RPUに内蔵されたMETAプロセッサは、 高レベル制御APIを実装し、 システム依存性を取り除くとともに同製品がなければ電力効率面で劣るアプリケーションプロセッサ上に実装されたであろうWi-Fi MACなどのタスクを実行します。

イマジネーションテクノロジーズについて

マルチメディアおよび通信におけるチップテクノロジーの世界的なリーディングカンパニーであるイマジネーションテクノロジーズは、 グラフィックス、 映像、 ディスプレイ、 組み込み処理、 マルチスタンダード通信および接続、 さらにプラットフォーム間共通のV.VoIP & VoLTE向けの市場をリードするプロセッサソリューションの製造とライセンス供与を行っています。 このシステムオンチップ(SoC)向けシリコンおよびソフトウェア知的財産(IP)ソリューションは、 ソフトウェアドライバ、 開発者ツール、 大規模な市場、 およびテクノロジー重視のエコシステムの充実したポートフォリオによって補完されています。 携帯電話、 マルチメディア機器、 デジタル家電、 モバイル/タブレット、 カーエレクトロニクス、 通信、 医療、 スマートエネルギー、 センサ機器やコントローラなどといったさまざまな分野をターゲットとしています。 イマジネーションのライセンス先には、 世界中の主要な半導体企業、 ネットワーク事業者、 エレクトロニクスOEM/ODM企業が含まれています。 イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくは www.imgtec.comをご覧ください


All Press Releases