6th November 2012

イマジネーション、CPU アーキテクチャとCPU コアのトッププロバイダ ー MIPS Technologies Inc., の営業事業および 一 部の特許権と他の特許のライセンス権を 6000 万米ドルで獲得


マルチメディア、 通信および組み込みプロセッサテクノロジーのトップ企業であるImagination Technologies Group plc (LSE:IMG, “Imagination”) は、 CPU (中央処理装置)のプロセッサアーキテクチャおよびCPUコアのトッププロバイダーMIPS Technologies, Inc. (MIPS)の営業事業および一部の特許権とその他全ての特許権に対するライセンス権を現金対価6000万米ドルで買収することで合意書に署名しました。

イマジネーションはMIPSの営業事業に加えMIPS® アーキテクチャに直接関連する82の主要特許権(留保特許権)の所有権、 およびその他全498のMIPSの包括的特許(譲渡特許権)のライセンス権も獲得しました。 譲渡特許権は別の取引により3億5000万米ドルで MIPSからBridge Crossing LLCに売却されます。

 

本取り引きの主要目的

  • 急速に成長を続けるCPU IP分野の既存および新規市場におけるイマジネーションの地位の強化
  • イマジネーションとMIPSの補完関係にあるCPUテクノロジー、 リソース、 ノウハウ、 市場での地位を統合し競争の激しい各分野での規模の拡大
  • 経営の一本化による、 CPU開発およびライセンス供与において業界をリードする新たな勢力の確立
  • Android™ OSに直接対応している数少ないCPUアーキテクチャの一つであるMIPSの獲得
  • イマジネーションはMIPSポートフォリオである580の特許権全てに対する所有権またはライセンス権を所有

 

主な取引

  • イマジネーションはMIPSアーキテクチャに直接関連する一部の主要特許権を獲得
  • 譲渡特許権に関してはロイヤルティフリー、 永久ライセンスをイマジネーションに付与
  • 2014年度にイマジネーションの収益増加を見込む(一時的収益を除く
  • 買収資金は既存の現金資産から調達
  • 契約締結は2013年第1四半期を予定

 

MIPS について

  • MIPSは最新の32ビットおよび64ビットRICS CPUアーキテクチャのパイオニア
  • MIPSの顧客は2012年6月期、 7億ユニット以上のロイヤルティー収益をもたらすユニットを出荷
  • MIPSは2012年6月期、 56の有料ライセンスを所有
  • MIPSのCPU知的財産コアライセンス事業は、 2012年6月期約6000万米ドルの収益を生む
  • MIPSは先日新機能を持つコンパクトなコアAptiv™ Generationを発売

 

イマジネーションCEO ホセイン・ヤッサイ は次のように述べています。

「MIPSはRISC CPUアーキテクチャのパイオニア企業であり、 最先端で革新的なテクノロジーを開発しました。 イマジネーションファミリーにMIPSとそのチームを迎え入れることを非常に喜ばしく思っています」

「当社がもつMETA CPU テクノロジーとMIPSの能力を活用したアクティビティーを組み合わせることで、 CPU IP市場で 一目を置かれる新しい力を生み出すことができると信じています。 この買収により、 重要なCPU IP市場における多くの分野での当社の成長が加速すると確信しています」

「我々はここ数年MIPSと密接な協力関係にあり、 多くの共通の顧客およびパートナーを持っています。 今回の買収は両社の顧客およびエレクトロニクス業界全体で歓迎されるべきものになるだろうと確信しています」

 

MIPSのCEO兼社長Sandeep Vij氏 は次のように述べています。

「今回予定されている買収は、 イマジネーションとMIPSのシナジー効果により、 両社にとってのみならず今後のエレクトロニクス業界全体にとって注目すべき動きです」

「我々にとって重要なことは、 顧客やパートナーに対しMIPSのアーキテクチャ、 コアおよびその他のテクノロジーの確固たる、 しかも長期的な見通し保証することでしたが、 この買収の結果、 その目的を推進するための理想的パートナーを獲得したと確信しています」

「業界はあらゆるシステムオンチップ(SoC)処理に対応する汎用的なプロセッサアーキテクチャを持つ半導体 IP企業を求めています。 この買収はそのようなニーズに応えるための着実な、 喜ぶべき第一歩です」

 

戦略的チャンス

今回の買収で世界トップ5の半導体設計ベンダーのうち2社が統合され、 両社の顧客およびパートナーに利益をもたらすと同時に多くの新ビジネスや収益チャンスを生み出します。

買収により携帯電話、 テレビ/セットトップボックス、 デジタル家電製品およびその他組み込み市場におけるイマジネーションの地位がさらに強化されると共に、 MIPSが素晴らしい成功を収めているネットワーク、 インフラストラクチャーおよびその他の市場へのイマジネーションのシェアが拡大します。

MIPSの獲得により、 高い評価をもつRISCベース32ビットおよび64ビットCPUアプリケーションプロセッサアーキテクチャが加わり、 イマジネーションが現在所有するMETA 32ビット組込みCPU IP製品ファミリが完璧なものとなります。 そのアーキテクチャは、 ハードウェアマルチスレッドを含むいくつかの主要部分で同じような原理を共有していますが、 一方で高度な補完的機能ももたらします。 結果的に組み合わされたCPU IPは、 業界最強かつ最も包括的なものとなります。

さらにこの買収は、 顧客、 開発者、 オペレーティングシステムのプロバイダとツールプロバイダの充実したエコシステムをもたらし、 これらすべての企業が新しく一本化された経営のもとで、 強化された市場基盤とさらに多彩なIPの提供による恩恵を受けることになります。

イマジネーションは、 システム オン チップ(SoC)のために、 どのメジャーなIPブロックを選ぶかが顧客の重要かつ複合的戦略決定であると確信しています。 イマジネーションは、 自社開発またはサプライヤからののライセンス供与によるCPUおよびその他のIPコアと共にイマジネーションのIPを使用するお客様に最大限の全面的なサポートを引き続き提供いたします。 イマジネーションのCPU(MIPSのCPUを含む)、 GPU(グラフィックスプロセッサ)、 VPU(ビデオプロセッサ)またはRPU(ラジオプロセッサ)をイマジネーション以外のIPコアと共に使用したいお客様にも、 イマジネーションはフルサポートを提供いたします。 このようなお客様本位でサポートの充実したIPビジネス哲学は常にイマジネーションのビジネスモデルの中心となっており、 パートナーから高い評価を受けています。 その結果としてイマジネーションは市場でのシェアをますます拡大しています。

 

MIPS概要

MIPS (www.mips.com)はナスダック上場の米国テクノロジー企業で ホームエンターテイメント、 ネットワーク、 モバイルおよび組み込みアプリケーション向けの業界スタンダードのプロセッサアーキテクチャとコアのトッププロバイダーです。 本社はカリフォルニア州サニーベール、 従業員は約160名です。

MIPSのアーキテクチャはデジタルテレビ、 セットトップボックス、 ブルーレイプレイヤー、 ブロードバンド顧客端末(CPE)、 Wi-Fiアクセスポイントとルーター、 ネットワークインフラストラクチャおよびポータブル/モバイル通信、 エンターテイメント製品など世界で最も普及しているエレクトロニクス製品のいくつかにその機能を提供しています。

MIPSの主な顧客は国際的半導体企業とOEMメーカーです。

MIPSの顧客はMIPSのアーキテクチャの製品および知的財産権の使用に対するライセンス料と同時にプロセッサユニット出荷ベースのロイヤルティーを支払っています。

2012年6月30日までの12か月でMIPSは56の有料ライセンスを所有し、 MIPSの顧客は7億を超えるロイヤルティー収益を生むユニットを出荷しました。

2012年6月30日までの12か月でMIPSプロセッサライセンス事業で約6000万米ドルの収益と税引き前損失約900万米ドルが生じました。

MIPSのライセンス事業は2012年9月30日現在約2000万米ドルの総資産* を所有しています。

* 現金および短期投資を除

 

資金調達および今後予測される買収による財務的影響

イマジネーションが支払うべき現金対価は6000万米ドルで、 イマジネーションが現在所有する現金資産から調達される予定です。

現在のビジネス展望に基づいて、 イマジネーションは2013年度の一株当たり収益に対するMIPS買収による影響は極めて希薄であると予測し、 2014年度の一株当たりの収益増加を見込んでいます(一時的収益を除く)。

買収に関する公文書の一部として、 MIPSは譲渡特許権の売買の結果として生じる納税義務および従業員の保持と退職金に関するMIPSの義務を含む様々な付随的取引事項に関しおよそ現金1億米ドルを留保することに同意しました。

 

契約条件

イマジネーションとMIPSは、 イマジネーションがMIPSの全発行済みおよび発行予定株式資本を買収するという条件で最終的な買収合意に達しました。 契約は買収合意書に明記されている様々な条件を前提としています。 買収には、 特にBridge Crossing LLCによる特許ポートフォリオの買収完了、 適用規定の承認およびMIPS株主による取引の承認という条件が付けられています。

 

特許ポートフォリオの売却

またMIPSは、 イマジネーションによるMIPSの買収完了前に別の取引で580件あるMIPSの特許権のうち498件をBridge Crossing LLCに現金3億5000万米ドルで売却することでBridge Crossin LLCと最終合意に達しました。 譲渡特許権の売却もまたMIPS株主による売却の承認が条件となっていますが、 MIPSのイマジネーションによる買収完了は条件になっていません。

 

タイムスケジュール

MIPSの買収条件(MIPSの株主による承認を含む)が満たされれば、 その取引は2013年第1四半期前後に完了する予定です。

 

お問い合わせ先

 

Imagination Technologies Group PLC

CEO、 ホセイン・ヤサイ(Hossein Yassaie)d
CFO、 リチャード・スミス(Richard Smith)d
TEL: +44 (0)1923 260 511

 

College Hill

エイドリアン・ダッフィールド / ケイ・ラー セン(Adrian Duffield/Kay Larsen)d
TEL: +44 (0)20 7457 2020

 

Jefferies International Limited (イマジネーション財務顧問)

ニック・アダムス / ダニエル・アハロニ / ジェフリー・スナイダー(Nick Adams / Daniel Aharoni / Jeffrey Snyder)d
TEL: +44 (0)20 7029 8000


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