6th August 2012

イマジネーション、OpenGL ES 対応GPUの合計出荷台数が 2014 年までに年間 10 億台となる見込みを発表

新しいOpenGL ES 3.0 APIは、モバイル、デスクトップ、およびゲームコンソールにおいて同等のグラフィックスを実現するための次の一歩を推進


カリフォルニア州ロサンゼルスSIGGRAPH:モバイルおよび組み込みGPU(Graphics Processor Unit)テクノロジーのリーディング サプライヤであるイマジネーションテクノロジーズによると、 2014年までにグラフィックスAPI(Application Programming Interface)のKhronos OpenGL ESファミリに適合するGPUの出荷台数が年間10億台に到達します。

2014年に出荷されるこれらのプラットフォームの多くは、 イマジネーションの業界をリードするPowerVR Series6 GPUプロセッサに、 最新のKhronos OpenGL ES 3.0 APIの新しい機能を提供できます。

イマジネーションが実施した調査によると、 モバイルおよび組み込みグラフィックス向けにPowerVR GPUテクノロジーが採用されているPowerVR Series6 GPUを搭載する製品などのOpenGL ES 3.0をサポートできるシステムオンチップ(SoC)は、 2013年中頃から製品出荷が開始され、 OpenGL ES 3.0をサポートするタブレット、 スマートフォンなどの製品は、 2014年までに10億台市場の重要で成長し続ける1つとなる見込みです。 イマジネーションは、 世界をリードする9社の半導体およびエレクトロニクス企業にOpenGL ES 3.0対応のPowerVR Series6 GPU*を提供しています。

イマジネーションのPowerVR Series6「Rogue」GPUファミリによって、 OpenGL ES 3.0に加えてOpenGL ES 2.0および1.1やDirectX10および11などのその他の主要グラフィックスAPIの高度な機能が提供されています。 イマジネーションは、 PowerVRがOpenGL ES 3.0の採用を推進する主要GPUとなると見込んでいます。

イマジネーションのマーケティング担当副社長トニー・キングスミス氏は次のように述べています。 「グラフィックスの将来はモバイルにあります。 複数のレンダリングターゲット、 インスタンス化などの高度な機能を持つKhronosのOpenGL ES 3.0は、 モバイルおよび組み込みグラフィックスについての重要な前進であり、 モバイルプラットフォームを従来型の高性能なデスクトップやコンソールと同等の性能と機能セットに、 また一歩近づけます。 半導体メーカーおよび開発者に幅広く採用されることで、 当社のPowerVRファミリはモバイルアプリケーション開発で選ばれるGPUテクノロジーとなっています。 モバイルと従来のハイエンドグラフィックスプラットフォームの境界をあいまいにするこの次の段階のモバイルGPUに期待しています。 」

イマジネーションは、 PowerVR Series6の新しいデモによって以下のような新しいOpenGL ES 3.0 APIの機能を示します。

OpenGL ES 3.0変換フィードバックが特徴のLeaves。 変換フィードバックとして画面を舞うリーフの嵐を使用して、 各リーフの位置と方向を確認できます。 その後、 OpenGL ES 3.0のもう1つの主要機能であるインスタンス化を使用して、 それぞれ300近くのポリゴンで非常に複雑なリーフを描きます。

OpenGL ES 3.0インスタンス化形状が特徴のMetropolis。 高層ビルが立ち並ぶ未来風の都会のシーンは、 OpenGL ES 3.0の数百のインスタンス化されたビルや空飛ぶ自動車を使用して描きます。 MRT(Multiple Render Target)は、 映画のようなシーンの雰囲気に加えて独特なブルーム効果を追加するために使用されます。 高品質のアンチエイリアシングと異方性フィルタリングによって、 最高の線画品質が確保されます。

OpenGL ES 3.0の複数のレンダリング ターゲットが特徴のShrine。 不気味な夜のシーンは、 OpenGL ES 3.0の複数のレンダリングターゲットを使用したLight Indexed Deferred Lightingの利点を示しています。 この高度なシーン照明手法は、 シーンごとに最大1024の照明から1ピクセルあたり最大4つの光源の選択を可能にし、 高度なハードウェアベースのアンチエイリアシング効果と効果的に組み合わせることができます。

Jon Peddie Research社の社長ジョン・ペディ博士は次のように述べています。 「OpenGL ES 3.0向けに設計されたPowerVR GPUテクノロジーをすでに多くの主要チップメーカーに提供しているイマジネーションにとって、 OpenGL ES 2.0よりもさらに速いペースでこれらのデバイスの市場が成長することを想定するのは自然なことです。 タブレット、 スマートフォン、 自動車などの組み込みデバイスは、 コンテンツ制作や産業用CADの一部など、 従来の要求の厳しいグラフィックスアプリケーションが実行される環境をさらに変化させ、 最も要求の厳しいAAAゲーム開発者にとって、 タブレットを理想のターゲットとしています。

Kishonti Ltd.のCEOであるラズロ・キションティ氏は、 次のように述べています。 「OpenGL ES 3.0が承認され、 イマジネーションのお客様は市場に対してOpenGL ES 3.0対応シリコンを既に準備中であり、 ハードウェアおよびソフトウェア開発者が完全に次世代の体験を提供するための実現要素が整っています。 OpenGL ES 3.0のコンテンツがコンソールまたはPCと同じくらい強力な主要なゲーム体験プラットフォームとしてのモバイルの地位をさらに強化する中、 信頼できる評価基準と豪華なビジュアルの両方によって、 GLBenchmark 3.0は最先端技術を示しています。 」

エキサイティングで革新的なグラフィックス業界で働く人向けのSIGGRAPH 2012において、 イマジネーションは業界をリードするアプリケーションプロセッサおよびデバイスで最新世代のOpenGL ES、 OpenGL、 OpenCL、 OpenRL™、 DirectX APIの規格に完全に準拠したグラフィックスアクセラレーションを可能にする最新のPowerVRグラフィックステクノロジーを展示します。

イマジネーションは、 SIGGRAPH 2012のブース522および3回のセミナーで、 あらゆる形のグラフィックスの将来、 ラスタライズまたはレイトレーシングがタブレットや電話などのモバイルデバイスの現状にさらにリードされるかどうかを発表します。 また、 OpenGL ES 3.0などの最新のオペレーティングシステムをサポートする最新バージョンのPowerVR SDKやツールチェーンも披露します。

SIGGRAPH 2012でのセミナー
7日(火)17:05~18:00「PowerVR: PowerVR Insider SDKを使用して優れたグラフィックス性能を実現」: PowerVR開発者テクノロジーチームの専門スタッフが、 PowerVR Insider SDKおよびユーティリティに追加された優れた新機能の秘密をご紹介します。 テクスチャ、 モデル、 シェーダを管理し、 これらの優れた開発ツールをワークフローに組み込んで、 さらにスマートで移植性の高いゲームコードを制作する方法を学んでください。 SDKの高性能ツールであるPVRTuneおよびPVRTraceやPVRScope APIを使用して今日の主要なモバイルおよびハンドヘルドゲームプラットフォームから性能を最大限に引き出す方法を詳しく説明します。

8日(水)14:15~15:15「Rhinocerosのインタラクティブレイトレーシングビューポートによる外観開発の高速化」: よく使用される3Dパッケージ向け(Autodesk 3ds Max、 Autodesk Maya、 McNeel & AssociatesのRhinocerosなど)のインタラクティブなレイトレーシングプラグインは、 最終フレームの写真のようなリアルさを最も早いモデリングおよび照明段階にもたらし、 そうすることでアーティストやデザイナに対してエキサイティングで新しい創作機会を提供します。 Rhinoのユーザーは、 従来のOpenGLまたはDirect 3Dビューポートを使用する場合と比べて、 不要で時間のかかるプレビューレンダリングを減らすことによって、 デザイナがさらに情報を得た上で創作的な選択を行い、 レビューサイクルを短縮し、 時間を節約するためにリアルタイムレイトレーシングビューポートがどれほど役立つかを学べます。 8日(水)17:05~18:00「Autodesk 3ds MaxおよびAutodesk Mayaインタラクティブレイトレーシングビューポートによる外観開発の高速化」: よく使用される3Dパッケージ(Autodesk 3ds Max、 Autodesk Maya、 McNeel & AssociatesのRhinocerosなど)向けのインタラクティブなレイトレーシングプラグインは、 最終フレームの写真のようなリアルさを最も早いモデリングおよび照明段階にもたらし、 そうすることでアーティストやデザイナに対して、 エキサイティングで新しい創作機会を提供します。 3ds MaxおよびMayaのユーザーは、 従来のOpenGLまたはDirect 3Dビューポートを使用する場合と比べて、 不要で時間のかかるプレビューレンダリングを減らすことによって、 アーティストやデザイナがさらに情報を得た上で創作的な選択を行い、 レビューサイクルを短縮し、 時間を節約するためにリアルタイムレイトレーシングビューポートがどれほど役立つかを学べます。

PowerVRについて
イマジネーションのPowerVRグラフィックステクノロジーは、 象徴的な多くの製品に電力を供給して最高のスマートフォン、 タブレット、 TV、 コンソールアプリケーション、 ゲームを実現するために、 世界のリーディングカンパニーがライセンスを取得しています。 PowerVR GPU PowerVR GPUテクノロジーは、 世界最大のグラフィックスプロセッサ開発専門のエンジニアリングチームによって推進され、 既にこれまでにPowerVR対応デバイス向けに最適化された数十万のアプリケーションを開発している専門のサードパーティ開発会社(PowerVR Insider)の業界で構成される、 業界で最も成熟した大規模なエコシステムによって補完されています。 イマジネーションのPowerVRグラフィックステクノロジーはモバイルおよび組み込みグラフィックスのデファクトスタンダードで、 8億台を超えるデバイスに組み込まれて出荷されています。 複数のパートナーは、 既にPowerVR Series6をシリコンに含めています。 現在までに発表しているPowerVR Series6パートナーは、 HiSilicon、 ST-Ericsson、 Texas Instruments、 Renesas Electronics、 およびMediaTekです。

注記
* 製品は公開されているKhronosの仕様をベースとしており、 提供開始時にはKhronos Conformance Testing Processに合格する見込みです。 最新の準拠状況は、 www.khronos.org/conformanceでご確認ください。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディアおよび通信におけるチップテクノロジーの世界的なリーディングカンパニーであるイマジネーションテクノロジーズは、 グラフィックス、 映像、 ディスプレイ、 組み込み処理、 マルチスタンダード通信および接続、 さらにプラットフォーム間共通のV.VoIP & VoLTE向けの市場をリードするプロセッサソリューションの製造とライセンス供与を行っています。 このシステムオンチップ(SoC)向けシリコンおよびソフトウェア知的財産(IP)ソリューションは、 ソフトウェアドライバ、 開発者ツール、 大規模な市場、 およびテクノロジー重視のエコシステムの充実したポートフォリオによって補完されています。 ターゲット市場としては、 携帯電話、 マルチメディア機器、 家庭用娯楽機器、 モバイルおよびタブレットコンピューティング、 カーエレクトロニクス、 通信、 医療、 スマートエネルギー、 センサ機器やコントローラなどが挙げられます。 イマジネーションのライセンス先には、 世界中の主要な半導体企業、 ネットワーク事業者、 エレクトロニクスOEM/ODM企業が含まれています。 イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくはwww.imgtec.comをご覧ください。


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