2nd August 2013

イマジネーションと韓国Hardkernel社が高性能GPUを搭載した低価格ODROID-XU開発ボードを共同開発

Samsung Exynos 5410 Octaプロセッサを搭載したODROID-XUボードは、高性能PowerVR GPU駆使しグラフィック機能とGPUによる汎用演算機能を提供します


2013年8月2日、 英国ロンドン –マルチメディア、 プロセッサ、 通信、 クラウドテクノロジーで業界をリードするイマジネーションテクノロジーズ (IMG.L) は、 コストパフォーマンスの良いオープン系開発プラットフォームを専門とするハードウェアサプライアである韓国Hardkernel社と共同で、 高性能で低価格なODROID-XU開発ボードをリリースしたと発表しました。

ODROID-XUを使って、 開発者は以下のAPI(Application Programming Interface)を利用することができます。

  • Android/Linux用OpenGL ES 2.0Linux用OpenGL 2.1
  • Android/Linux用の拡張OpenGL ES 2.0(OpenGL ES 3.0 の一部機能)
  • Linux用OpenCL EP 1.1
  • Android用Renderscript、 Filterscript

イマジネーション製PowerVR SGX544 GPUを使う開発者は、 これらのAPIを組み合わせて、 強力なモバイル向けアプリケーションを開発できるようになります。

イマジネーションのAmit Rohatgi氏(VP of Segment Marketing)は次の様に述べています。 「ODROID-XUは、 イマジネーションがエコシステムでの戦略的パートナーシップにより、 いかに市場をリードするビジョンを実現してきたかを示す良い例です。 主要なパートナーにはもちろんHardkernel社も含まれ、 エコシステムを通してPowerVR開発者が必要とするリソースを提供しています。 こうした試みは、 エコシステムのコミュニティに参加する半導体メーカー、 ツール、 ソフトウェアベンダー、 OEMメーカーやハードウェアメーカーと共に、 PowerVR開発者コミュニティを発展させていく活動の一環でもあります。 」

PowerVR GPUの汎用性は、 今後ODROID-XU開発者には本格的に稼動するOpen CL EP APIのフルセットを利用できる環境を提供します。 更に、 開発者はPowerVR SGX544 GPUを使ってOpenGL ES 2.0に準拠した次世代OpenGL ES 3.0API相当の拡張機能も利用することでき、 より表現力豊かなアプリケーション開発を可能にすることができます。

Rohatgi氏は次のように続けています。 「我々の最新のPowerVR Series5XT GPUを使って、 Hardkernel社がシステムインテグレーションをした結果には、 大変感銘を受けました。 イマジネーションは、 コストパフォーマンスが良く、 高品質の開発ボードを市場に届け、 開発者が次世代モバイル用アプリケーション開発に必要なハードウェア、 ソフトウェアを提供できる企業として、 Hardkernel社は確固たるポジションを築いていると考えています。 」

Hardkernel社のJustin Lee氏(CEO of Hardkernel)は次の様に述べています。 「我々は、 イマジネーションのPowerVR SGX544MP3 GPUを使い、 開発者の皆様が時代をリードするオープンなプラットフォームを利用できるようにした事を大変嬉しく思います。 これによって、 低消費電力、 高性能グラフィックスおよびGPUによる汎用演算をフル活用した高機能アプリケーションの開発が可能になります。

ODROID-XU用のPowerVRソフトウェアを最適化するにあたって、 イマジネーションとの仕事は大変実り多きものでした。 最新のPowerVR Series5XT DDK(Driver Development Kit)を実装することで、 最大処理能力を向上させ、 消費電力を抑えることに成功しました。 この結果、 開発者はモバイルゲーム、 UI(User Interface)開発他、 様々な分野のアプリケーションで活用することができます。

ODROID-XU開発者向けボード搭載のExynos 5410プロセッサは、 PowerVR SGX544MP3 GPUを内蔵しており、 OpenGL ES 1.1/2.0、 OpenGL 2.1およびOpenCL EP 1.1など、 様々なグラフィックス処理や演算用APIに対応しています。

Hardkernel社製ODROID-XU開発ボードは、 小型サイズ低価格で入手できます。 6個のUSBポート、 Wi-Fi機能、 Bluetooth(オプション)、 イーサネット、 オンボードオーディオコーデック、 SDIOポートが装備され、 Android 4.2 OSの最新バージョンがプリロードされています。 Ubuntuを含む様々なLinuxディストリビューションへの対応は近日中に予定しています。

ODROID-XUの詳細仕様や、 注文に関するお問い合わせ方法は、 www.hardkernel.comにてご確認ください。

イマジネーションのPowerVR Series5XT GPU用拡張OpenGL ES 2.0 APIについてイマジネーションは、 先進的なPowerVR Series5XT GPUアーキテクチャで、 既存のモバイル向けGPU市場ををリードする存在です。 将来のGPUの姿を先取りするイマジネーション製Series5XT GPUの技術は、 ハードウェア変更や追加コストを必要とせず、 APIの拡張だけで優れた新機能を実現できます。

新しい拡張APIは、 既存のプロセッサの可能性を拡げることができ、 OpenGL ES 3.0のいくつかの機能を利用できるようになることは、 開発者を次世代のディジタル映像処理技術を体感できる世界へと導きます。

拡張APIは、 CPUからGPUへより多くのワークロードの移行を可能とし、 今日のモバイル機器のパフォーマンス、 消費電力効率も飛躍的に強化します。

機能拡張APIは、 次のような機能を提供します。 マルチレンダリングターゲット、 オクルージョンクエリ、 シームレスキューブマップ、 バーテックスシェーダからのサンプラーアクセス、 浮動小数点テクスチャ、 GLSL完全精度浮動小数点、 RおよびRGテクスチャ、 最小/最大ブレンド、 およびマルチサンプルレンダリングバッファ。

韓国Hardkernel社について
Hardkernel社は、 開発環境やプラットフォーム、 ハードウェア回路、 さらにプラットフォーム開発のためのオープンコミュニティを提供しているワールドワイドなハードウェアサプライヤです。 開発者は低価格、 高性能なODROIDプラットフォームを利用して、 スマートデバイス向けハードウェアとソフトウェアを設計できます。 Hardkernel社とODROIDに関する詳しい情報については www.hardkernel.comをご覧ください。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディア、 プロセッサ、 通信、 クラウドテクノロジーにおける世界的な先端企業であるイマジネーションテクノロジーズは、 グラフィックス、 ビデオ、 画像処理、 組込CPU、 マルチスタンダード通信、 プラットフォーム間共通のV.VoIPおよびVoLTE、 クラウド技術など市場をリードするプロセッサソリューションの開発とライセンス供与を行っています。 このシステムオンチップ(SoC)向けシリコンIPソリューションは、 ソフトウェア、 開発ツール、 エコシステムによってサポートされています。 ターゲット市場としては、 携帯電話、 ネットワーク家電、 モバイルコンピューティング、 カーエレクトロニクス、 通信、 医療、 スマートエネルギー、 ネットワークセンサーなどが挙げられます。 イマジネーションのライセンス先には、 世界中の主要な半導体企業、 ネットワーク事業者、 OEM/ODM企業が含まれます。 イマジネーションテクノロジーズの本社は英国にあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくは www.imgtec.comをご覧ください。

イマジネーションテクノロジーズのプレス担当者:

英国: David Harold
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米国: Jen Bernier-Santarini
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