27th April 2010

イマジネーションテクノロジーズが TV オーディオ コーデックの全規格サポートを初公開

IMGの META AXD オーディオ IP プラットフォームが サラウンド、DVD、Blu-Ray など DTV オーディオの全規格にサポート範囲を拡張


アメリカ合衆国、サンタクララ発:マルチメディア チップ テクノロジーのリーディング カンパニーであるイマジネーションテクノロジーズ(IMG)は ESC 2010 において、META マルチスレッド プロセッサ テクノロジーを利用する高性能、低消費電力、マルチチャンネル、マルチスタンダード オーディオの最新のアプリケーション プラットフォーム ソリューションのデモンストレーションを発表します。

META AXD はシステム オン チップ(SoC)設計の完全マルチスレッド、マルチストリーム オーディオ ソリューションを 提供するフルオーディオ IP プラットフォーム であり、主要なすべての地域の DTV/STB アプリケーションのための復号化と符号化に必要な オーディオの一連の規格を、業界最高の広範囲に渡ってサポートしています。また、単独のプロセッサ ソリューションで Blu-ray など最も要求が厳しいアプリケーションをサポートする、強力な機能をもつプロセッサも搭載しています。

次の一連の TV 規格が、現在 META AXD でサポートされています。
• AAC、HE-AAC v2、MPEG-2 BC、DTS、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス
ほかには、次の規格が META AXD でサポートされています。
• ドルビー プロロジック II ポストプロセッシング/ステレオ拡張、イコライザ、リサンプラ、残響効果
• Musicam、MP3、HE-AAC v2(DAB+ 変換含む)、Real(Cook)、WMA9、Ogg Vorbis、FLAC のステレオ デコーダ

IMG のマーケティング担当副社長トニー・キング=スミスは次のように述べています。「META AXD は最も複雑なオーディオ コーデックや後処理でも処理できる次世代のオーディオ ソリューションというだけではありません。高度なシステムレイテンシーが要求される環境を含め、すべてのシステム オン チップ(SoC)や OS が稼動している状況でも、マルチスレッドを使用してそれらの処理を実行できるという点において、META AXD は独特なソリューションでもあるのです。オーディオは単独で考えることができない、と理解しています。グラフィックスやビデオなど、マルチメディア SoC のほかの要件とあわせて考慮する必要があります。 SoC に競争力を持たせ、あらゆる条件においてレスポンスのいいシステムとするには、オーディオなどの負担の大きい、主要な処理を効率的に、かつ最高レベルの抽象度で CPU からオフロードすることが肝要です。」

META AXD について
META AXD はマルチスレッド処理を駆使したまったく新しいアプローチにより、共有メモリで高レイテンシーの SoC 環境でも業界トップのパフォーマンスを実現します。SoC のすべてのオーディオ処理は META AXD コアにオフロードされ、貴重なホスト プロセッサのリソースはユーザー体験の改善と付加価値の高いアプリケーションの提供のために使われます。AXD230 と AXD270 を含む AXD ファミリは MP3、HE-AAC、WMA などの最新オーディオ規格や 7.1 チャンネルまでのサラウンド サウンドをサポートします。

META AXD には、コーデックとホスト ドライバ ソフトウェアによって完全に管理された、アプリケーション特有のファームウェア パックが同梱され、システム設計と実装の複雑さを最小限に抑えます。

META AXD オーディオ DSP IP プラットフォームは、オーディオのマルチストリームおよびマルチスタンダードの復号化、符号化、前処理および後処理を可能にします。OpenMAX-IL、GStreamer、または専用 API を使ってホスト プロセッサにより制御される AXD コアは、SoC の共有外部メモリ リソースから動作するように設計され、ソリューション全体のコストを最小限に抑えます。META AXD IP プラットフォームはあらゆる SoC について、オーディオのドロップイン形式での利用をサポートし、広範囲に渡るアプリケーション特有のコーデック パックと、システムのホスト プロセッサの制御用に選択できる API が用意されています。ライセンシーは AXD ファームウェアに関与する必要がありませんが、独自のオーディオ アルゴリズムの開発を希望される場合も、包括的なツールが提供されます。

XD IP コアは広範囲のオーディオ デコーダ、エンコーダ、前処理効果および後処理効果をサポートします。コアに実装された、META マルチスレッド プロセッサ テクノロジーをベースに開発された高度 DSP 命令セットは高性能と低消費電力を兼ね備えていながら、複雑な用途のために十分なヘッドルームも確保しています。たとえば単一の AXD コアで、65LP プロセスにおける Blu-ray のすべてのオーディオ処理条件をサポートすることができます。

META AXD のホスト ドライバ API ホスト ソフトウェアは Linux 対応で、Khronos OpenMAX-IL コンポーネント、GStreamer オープン ソース マルチメディア フレームワーク プラグイン、または専用の構成 API から選択でき、さらにご要望に応じてその他の API や OS にも対応できます。

META AXD コアはあらゆるオーディオ要件やシステム メモリ レイテンシーに合った性能レベルで提供されるので、アプリケーションを問わない最適のソリューションです。すべてのコアはバイナリ命令セット対応のため、AXD IP プラットフォームはソフトウェアからの透明性が高くなっています。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディアと通信におけるシリコン テクノロジーの世界的なリーディング カンパニーの Imagination Technologies Group plc(LSE:IMG)は、グラフィックス、ビデオ、マルチスレッド組み込み処理/DSP、マルチスタンダード通信アプリケーション向けの市場をリードするプロセッサ コアの製造およびライセンス供与を行っています。このシステムオンチップ(SoC)向けシリコン知的財産(IP)は、幅広い開発者およびミドルウェアのエコシステムだけでなく、強力なソフトウェア ツール製品群やドライバによって補完されています。ターゲット市場としては、携帯電話、携帯マルチメディア機器、家庭用娯楽機器、モバイルコンピューティングや低消費電力コンピューティング、カー エレクトロニクスなどが挙げられます。ライセンシーには、主要な半導体や家庭用電化製品関連の企業が含まれます。イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。詳しくは www.imgtec.com をご覧ください。


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