18th November 2013

世界初WiFi、Bluetooth、FMのコンボIPコアをイマジネーションが発表

再構成が容易な Ensigma Series4 RPUファミリでは、 802.11acとBluetooth 4.0に対応し、モバイル、ウェアラブル端末、IoT等へ、ユニークな低消費電力SoCソリューションを提供します


2013年11月18日、 英国ロンドン- イマジネーションテクノロジー(IMG.L)は、 Wi-Fi、 Bluetooth 4.0、 FM受信機を、 再構成可能な1つのソリューションに実装する、 世界で初めてのIPコアを発表しました。 この技術により、 Ensigma Series4 「Explorer」RPU(Radio Processor Unit)IPコアの新しいファミリは、 モバイル、 ウェアラブル端末、 IoTなど次世代ネットワーク接続製品をターゲットとして、 SoC実装に必要な理想的ソリューションを提供します。

イマジネーションのMartin Woodhead氏(EVP Engineering for Ensigma)は次のように述べています。 「、 企業が製造コストと消費電力の削減にますます注力していることもあり、 量産製品市場では、 デジタルベースバンドを実装は主流になりつつあります。 お客様は、 高い効率と先進的な通信処理をチップ上に実装するメリットを認識しはじめており、 Ensigma RPUの需要は高まっています。 イマジネーションは、 RF、 ベースバンド、 ファームウェア、 ソフトウェア、 サポート、 認定などのエンドツーエンドの接続ソリューションを提案できる企業として、 このトレンドを独自に取り入れる力を持っています。 」

イマジネーションは、 Wi-Fi、 Bluetooth、 FM受信機技術を、 再構成可能なコンボIPコアとして提供することで、 幅広い企業に対して、 次世代アプリケーション向けのパフォーマンス、 消費電力、 コスト目標の達成ができるようにします。 イマジネーションは、 広範なIPコアをベースにした実装設計技術により、 デジタルベースバンドをオンチップにするというSoC実装上の難題にも対応しています。

コンボIPコアの範囲
新しいEnsigmaコンボIPコアは、 以下を含む再構成可能なIPコアを提供します。

  • C4531:WiFi 802.11ac 2×2 + Bluetooth 4.0 + FM
    タブレット、 ウルトラブック、 ゲーム機、 スマートテレビなどの製品向け
  • C4521:WiFi 802.11ac 1×1 + Bluetooth 4.0 + FM
    スマートフォンやタブレットなどの製品向け
  • C4511:WiFi 802.11n 1×1 + Bluetooth + FM
    モバイル機器やウェアラブル端末などの製品向け

Bluetooth 4.0 LE (Low Energy)などの技術も提供しており、 単独またはコンボ構成でのライセンス提供が可能です。 例えば、 お客様は超低消費電力ウェアラブル端末アプリケーション向けに、 Bluetooth LEとFMとを組み合わせることができます。

Ensigma 「Explorer」ファミリの新しいメンバであるコンボIPコアは、 イマジネーションの第四世代のRPUプログラマブル無線技術を使って構成されています。 この技術の中核には、 プログラミングによる柔軟性ととハードウェア構成による効率性のバランスを最適化し、 コンパクトなシリコン領域の中で優れた機能を実装できます。

先進的な共存アルゴリズム
新しいEnsigmaコンボIPコアは、 高機能なアルゴリズムを使用して、 1つのソリューション内でWiFiとBluetooth 4.0、 FM受信機とが共存できます。 これらの先進的なアルゴリズムにて、 全ての規格に対応した実装技術とを共存させることで、 IPコアはデータスループット、 感度などのキーとなるパフォーマンス特性を改善し、 一方でホスト処理と消費電力を最小化することができます。 共存アルゴリズムの機能には以下のようなものがあります。

  • Bluetooth送受信サイクル予測に基づく先進的なスケジューリングアルゴリズム
  • 共存に対応したキャリア検知、 パケット同期と送信
  • 周波数の追跡と、 信号の閾値補正用に高効率ベースバンド/MACレベル情報を共有
  • BluetoothとWi-Fiの中でQoS用のマルチパケット優先機能
  • 共有アンテナオプション
  • 2/3/4端子結線規格インターフェースへの対応

BluetoothとWi-Fi無線の両方がアクティブな時に、 お互いの動作だけでなく無線通信の低レベル制御を深く解析することで、 プログラミング可能なRPUを使った最適なパフォーマンスを、 あらゆる使用条件の下で実現できます。

SoC実装用に設計
新しいEnsigmaコンボIPコアは、 次世代のSoCを実装するために自社開発しており、 従来のソリューションと比較して、 消費電力、 フットプリント、 部品数の削減を実現しており、 以下の利点があります。

  • 最小のシリコンフットプリントを実現する統合メモリアーキテクチャ
  • 統合システムメモリの活用し、 オンチップRPU用のデータやプログラムの保管メモリを最小化
  • USB/SDIO用のインターフェースボトルネックと処理要件を排除
  • 省消費電力強化のためにオフチップ通信と外部I/Oを削減
  • システム全体の消費電力を削減するためにホスト消費電力管理を改善

PowerVR GPU(Graphics Processor Unit)、 PowerVR VPU(Video/Vision Processor Unit)、 MIPS CPU、 FlowCloud IPコアやイマジネーションの他ソリューションを含め、 Ensigma RPUは将来のコネクティビティプロセッサとしててイマジネーションの総合IPポートフォリオの中で重要な位置づけになります。

ライセンス

Ensigma Series4コンボIPコアは現在ライセンス提供中です。 詳しくは、 info@imgtec.comへお問い合わせください。

Ensigma Series4 RPUについて
Ensigma Series4 RPUは、 ユニークな拡張的で柔軟ななソリューションを提供し、 グローバルな接続性と世界的な放送受信機能をSoCに組み込むために必要です。 最新のプログラミング可能な無線通信技術と、 第4世代マルチプロセッサアーキテクチャとを組み合わせることで、 広範囲な通信規格に対応しています。 Ensigma Series4 RPUハードウェアアーキテクチャは柔軟性が高く、 コスト重視の小型組み込み機器向けのプロセッサから、 グローバル市場をターゲットとする先進的なネットワーク対応スマートテレビやタブレットなど、 あらゆるアプリケーションのエンジンとして容易に拡張できます。

Ensigma RPUは、 802.11abg、 802.11n (最大4×4 MIMO)、 802.11ac (最大2×2 MIMO)、 およびBluetoothなど主要通信規格をサポートしています。 DVB-T2、 DVB-T、 ISDB-T、 ATSC、 GB20600-2006 (CTTB)、 DVB-S2、 DVB-S、 ISDB-S、 DVB-C、 J.83B, ISDB-Cをサポートするグローバルテレビ製品、 アナログテレビ、 モバイルテレビ(T-DMB、 1-Seg ISDB-Tを含む)、 ならびにラジオ放送規格(DAB/DAB+、 HD Radio、 3-Seg ISDB-T、 ISDB-TmmおよびFM)にも対応しています。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディア、 プロセッサ、 通信、 クラウドテクノロジーにおける世界的な先端企業であるイマジネーションテクノロジーズは、 グラフィックス、 ビデオ、 画像処理、 組込CPU、 マルチスタンダード通信、 プラットフォーム間共通のV.VoIPおよびVoLTE、 クラウド技術など市場をリードするプロセッサソリューションの開発とライセンス供与を行っています。 このシステムオンチップ(SoC)向けシリコンIPソリューションは、 ソフトウェア、 開発ツール、 エコシステムによってサポートされています。 ターゲット市場としては、 携帯電話、 ネットワーク家電、 モバイルコンピューティング、 カーエレクトロニクス、 通信、 医療、 スマートエネルギー、 ネットワークセンサーなどが挙げられます。 イマジネーションのライセンス先は、 各国の主要な半導体企業、 ネットワーク事業者、 OEM/ODM企業などです。 イマジネーションテクノロジーズの本社は英国にあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくは www.imgtec.comをご覧ください。
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英国: David Harold david.harold@imgtec.com +44 (0)1923 260 511
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