2nd March 2015

最高品質H.265/H.264エンコードと最適な低遅延ストリーミングを兼ね備えたイマジネーションの新しいPowerVRビデオIPファミリー

フレキシブルなSeries5エンコーダアーキテクチャーをベースにしたIPコアは、IoT、ウェアラブル端末、ADAS、モバイルデバイス、およびカメラなどの多様なアプリケーションに対応


MOBILE WORLD CONGRESS、 スペイン、 バルセロナ – 201532イマジネーションテクノロジーズ (IMG.L)は、 最高品質のH.265エンコードを提供し、 シリコン領域と帯域幅に最適化した新しいPowerVR HEVC(High Efficiency Video Coding) IPファミリーを発表しました。 これはマルチスタンダードエンコーダで、 昨今使用されているさまざまなAVC (Advanced Video Coding)デコーダと互換性のある高品質H.264エンコードも可能です。

PowerVR Series5ビデオエンコーダは、 市場に広がる720p @ 30fpsから4K @ 60fpsを超える高品位な解像度やビットレートを選択でき、 フレキシブルなエンコーダが必要とされるアプリケーションに最適です。 この新シリーズで最初にリリースされる3つのIPコアは、 高効率性が求められる量産市場、 主流の高性能携帯機器、 および超高精細(UHD)コンテンツ制作用に最適化されています。

HEVC/H.265ビデオ圧縮技術は、 現行のAVC/H.264規格でエンコードされたコンテンツと同等のビデオ品質を、 およそ半分のビットレートで提供でき、 現在の限られた帯域幅接続におけるHDおよびUHDビデオコンテンツ転送には不可欠です。

新しいSeries5エンコーダは、 H264よりも高品質で低ビットレートのHEVCの特長を余すところなく発揮するように設計されています。 さらに、 アーキテクチャーは、 高度な検索アルゴリズム、 フルツールセット装備、 競合他社ソリューションより、 平均30%少ないビット割あてで、 同一品質となるPowerVRソリューションを可能にする最適化されたレートコントロールアルゴリズムを特長としています。 この新しいエンコーダは、 リアルタイム高速トランスコード、 スローモーション撮影、 マルチストリームエンコードを可能にする、 最大で1080p @ 240fpsでの高フレームレートでのエンコード能力があります。 このエンコーダの柔軟性により、 次のさまざまなアプリケーション上のメリットを生み出します。

·
より少ないメモリ量でより多くのビデオコンテンツの記録、 保存によるコスト削減

·
クラウドビデオホスティングサービスへのアクセスに必要な、 アップロード帯域幅と消費電力の低減

·
プロ仕様のビデオからエントリーレベルの配信用の録画に至るまで、 可能な限りの高品質を提供

·
携帯デバイスでのビデオ会議/ストリーミングに要求される転送帯域幅を最小化

·
携帯デバイスやタブレットから、 テレビ上で高画質、 低遅延リアルタイムビデオゲームミラーリングを実現

·
ADAS(Advanced Driver
Assistance Systems)などセーフティークリティカルなアプリケーションに必要な低遅延を確保

イマジネーションのChris Longstaff氏(Director
of Business Development)は次の様に述べています。 「4Kビデオの需要の高まりは、 要求されるビットレートや電力仕様を実現する低消費電力ストリーミングアーキテクチャーを搭載した高性能H.265エンコーダの必要性を加速します。 イマジネーションの新しいPowerVRビデオエンコーダはこれらの要求を満たしており、 超高精細ビデオコンテンツが必須となっていく多くの次世代デバイスの心臓部として搭載されていくでしょう。 」

HEVCは幅広いアプリケーションに使用されるため、 イマジネーションはそれぞれに対応したエンコーダのIPコアを用意しており、 それらはすべて、 Android、 Linux、 およびRTOSをサポートしています。

·
PowerVR E5800: このプロ仕様レベルのエンコーダは4K@60fpsと10ビット精度の色深度を実現するよう設計され、 ITU-R勧告BT.2020に準拠したビデオストリーミングが可能です。

·
PowerVR E5505: この高性能エンコーダは4K @ 30fpsを実現するよう設計され、 タブレット、 携帯電話、 ホームメディアゲートウェイ、 およびセキュリティカメラなどの製品をターゲットとしています。

·
PowerVR E5300: シリコン面積、 消費電力が最適化されたこのエンコーダは1080p @ 60fpsを実現するように設計され、 ウェアラブル端末、 カメラ付きIoTデバイス、 エントリーレベルのモバイルデバイス、 およびADASなどの車載アプリケーションに最適です。

Series5エンコーダは他ソリューションに比べて、 低遅延、 低消費電力、 低帯域幅のエンコードをリードする独自の機能を実装しています。 これには、 サブフレーム遅延を可能にする超低レイテンシーモードの他、 カメラパイプラインからの入力やネットワークへの伝送前にシステムメモリへのアクセスを不要とするダイレクト入出力オプションを含みます。 お客様製品を迅速かつ低リスク、 低コストで市場に投入するサポートとして、 イマジネーションは新しいエンコーダに対するLinux、 Android用ドライバーのフルサポートを含む、 高度な包括的ソフトウェアサポートを提供します。 フレキシブルなビットレートコントロールのオプションも複数用意しています。 また、 RTOSサポートも用意しています。

PowerVRの統合マルチメディアIPコアポートフォリオの一部イマジネーションのPowerVR Series5エンコーダおよびデコーダファミリーは、 PowerVR
Rogue GPUやPowerVR Raptorイメージングプロセッサ(カメラISP)を含む、 包括的なPowerVRマルチメディアIPポートフォリオの中核を構成します。

PowerVRファミリーの各コアは任意のバス、 プロセッサまたは他のIPと共に動作できるように設計されており、 イマジネーションはすべてのPowerVRマルチメディアコア間を最適化し、 消費電力、 シリコン面積、 およびメモリ帯域を最小化すると同時に、 システムパフォーマンスを最大化します。 例えば、 エンコーダとカメラISPを密接に組み合わせることでメモリ間の通信量を軽減や、 与えられたビットレートのより適切な割り当により優れた画質処理を実現します。 さらに、 GPU、 ビデオエンコーダ、 カメラISP間のデータパスの最適化は、 IoTセンサー、 ADAS、 監視カメラ、 AR (Augmented
Reality)といった次世代アプリケーション向けの、 効率的なPowerVRベースの画像処理IPプラットフォームの土台となります。

ご利用についてPowerVR Series5ビデオエンコーダのライセンス提供を開始しました。 詳しくは、 info@imgtec.comへお問合わせください。

イマジネーション・テクノロジーズについてイマジネーションは、 世界中の何十億の人々の生活を豊かにする製品を支えるグローバル規模のテクノロジー・リーディング・カンパニーです。 広範囲なシリコン製品向けのIP(知的財産)には、 様々なモバイル、 家電、 自動車、 企業、 インフラ、 IoT、 組込機器の原動力となるSoC(Systems
on Chips)の設計に欠かせないマルチメディア、 通信、 汎用プロセッサが含まれています。 独自のソフトウェアやクラウドIP・システムソリューションとの相乗効果によって、 ライセンシーやパートナーが高度に差別化されたSoCプラットフォームを利用した製品を素早く市場に投入することを可能にします。 イマジネーションのライセンシーである半導体メーカー、 ネットワークオペレータ、 OEMやODMなど多くの世界的な先端企業は、 各国の代表的な製品を創り続けています。 イマジネーションに関する詳細情報は www.imgtec.comをご覧ください。

イマジネーションは、 TwitterYouTubeLinkedInRSSFacebookブログで情報を提供しています。

イマジネーション・テクノロジーズとイマジネーション・テクノロジーズのロゴはImagination Technologies Limitedと英国及びその他の国の関連会社の商標です。 その他すべてのロゴ、 製品、 商標、 および登録商標は、 それぞれの所有者に帰属します。

イマジネーション・テクノロジーのプレス担当者: 英国: David Harold     david.harold@imgtec.com +44 (0)1923 260 511

米国: Jen Bernier-Santarini  jen.bernier@imgtec.com +1 408-530-5178


All Press Releases