18th February 2016

MIPSおよびARM両CPUを搭載システムのデバッグを容易にする、Lauterbach社のTRACE32ツールの新サポートを発表

TRACE32ツールが、イマジネーションのMIPS Release 6 CPUの統合デバッグ環境をサポート


イマジネーション・テクノロジーズ(IMG.L、 以下:イマジネーション)と、 マイクロプロセッサ開発ツールの大手メーカーであるLauterbach社は、 定番ツールTRACE32でMIPSのヘテロジニアスCPUベースシステムや、 MIPS CPUとARM CPUを組み合わせたシステムのデバッグを容易に行なえる新サポートを発表しました。 Lauterbach社は、 2月23日~25日に開催されるEmbedded World 2016で、 このソリューションのデモを行う予定です。

Lauterbach社のTRACE32®は、 組み込み設計向けの統合デバッグ環境を提供する、 モジュール式のマイクロプロセッサ開発ツール・セットです。 今回、 TRACE32はオンチップCPUデバッグ・アーキテクチャに柔軟に対応する、 MIPSオンチップ・インスツルメンテーション(MIPS OCI)を組み込む初のMIPS CPUである、 新M-class M6250などMIPS Release 6 CPUのサポートを開始しました。 各企業はMIPS OCIを使用すると、 高度に統合されたヘテロジニアスSoCのデバッグ・プロセスで生じるリスクと影響を、 最小限に抑えることができます。

Lauterbach社で、 国際セールスおよびマーケティング担当マネージャを務めるNorbert Weiss氏は、 次のようにコメントしています。 「弊社は長年にわたって、 定評あるMIPSアーキテクチャとコアをサポートしてきました。 MIPSベースの製品開発者はTRACE32を使用することで、 システム起動から割り込み処理及びドライバに至る、 すべてのデバッグ機能を使用できます。 今回のサポートにより、 開発者はMIPSとARMの統合アーキテクチャの設計にもTRACE32を使用できるようになります。 」

イマジネーションで、 MIPS事業運営担当バイス・プレジデントを務めるJim Nicholasは、 次のようにコメントしています。 「非常に多くのお客様がLauterbach社のツールを使用しているため、 TRACE32でMIPS OCIをデバッグできることには大きな意味があります。 今回の発展によりMIPSエコシステムの拡大がさらに進むことで、 設計者にとっては主要開発ツールの選択肢がさらに広がります。 私たちが、 MIPSロードマップおよびエコシステムの継続的な開発に極めて大きな労力を注いでいることで、 お客様が自身SoCで補助コントローラとして、 またはARMや他社CPUを置き換えにMIPS CPUをシステム内で使用することを検討できるようになってきています。 マルチアーキテクチャのデバッグ・ソリューションは、 これまでにいくつものお客様から求められていました。 」

クロス・トリガによる統合リアルタイム・トレース・ストリーム

TRACE32は、 「ミックス・モード」トレース・ストリームを使用することで、 設計における複数のCPUの同時デバッグが可能です。 ユーザは、 単一のトレース・ウィンドウに結果が交互に表示でき、 システム・レベルのタイムスタンプに従ってストリームが並べられます。 拡張されたトリガ・ロジックは、 CPUトレース・ロジック間のクロス・トリガを可能とし、 プロセッサ間の相互依存関係をさらに簡単にデバッグできるようになります。

Lauterbach社はTRACE32デバッガ製品を通じて、 さまざまなMIPSプロセッサに対する開発ツール・サポートを提供しています。 Lauterbach社のMIPSサポートに関する詳細は、 www.lauterbach.com/pro/pro__mips.htmlをご覧ください。

Embedded Worldでデモを実施

2016年2月23日から25日まで、 ドイツのニュルンベルクで開催されるEmbedded World 2016では、 「ミックス・モード」設計でのTRACE32を使用したデバッグのデモをご覧いただけます。 Lauterbachブース#4-210へ是非お越しください。

TRACE32ツールについて

TRACE32デバッグ・ツールは、 実行制御、 OSサポート、 マルチコア・デバッグ及びオンチップトレースなど、 あらゆるデバッグ・プロセス向けに標準的なJTAGインタフェースを通しての迅速かつ効果的なプロセッサ・デバッグ環境を提供します。 これらのツールは、 USB 3.0ポートまたは高速イーサネット・ポート経由でのホスト接続が可能です。 付属のTRACE32 PowerViewソフトウェアは、 効率的で使いやすいCおよびC++の高級言語(HLL)でのデバッグ可能にします。

TRACE32のトレース・ツールは、 ターゲット・コード上の統合トレース・ポートに接続し、 コアからプログラム・フロー情報を直接リアルタイムに記録します。 この記録は、 ランタイム条件下でのみ発生する複雑なエラーを検出し、 デベロッパの迅速で論理的なトラブルシュートを可能にします。 さらに、 タイムスタンプ付プログラム・フローは、 システム性能全体の評価と共に、 コード・カバレッジやキャッシュ分析といった品質保証機能を提供します。

MIPS CPUについて

MIPS CPUは、 低消費電力で高性能なマイクロプロセッサIPコアおよびアーキテクチャの広範なポートフォリオから構成されており、 ハイエンド・アプリケーション処理向けのソリューションから、 非常にコンパクトで高度に組み込まれたマイクロコントローラ向けのソリューションまで幅広く対応します。 MIPS CPUは、 世界中の何十億という製品に搭載されています。 64ビットMIPSアーキテクチャは多数の製品に広く採用されており、 20年以上にわたって築かれてきた活発に進化し続けるエコシステムによってサポートされています。

Lauterbach社について

1979年に設立されたLauterbach社は、 包括的でアップグレード可能なモジュール式マイクロプロセッサ開発ツールの世界的大手メーカーであり、 組み込み設計分野での豊富な実績を誇ります。 世界各地の優良企業を顧客に持つ、 定評ある国際企業である同社は、 すべての半導体メーカーと緊密に協業しています。 ミュンヘン近郊のヘーエンキルヒェンにある本社で、 エンジニアリング・チームが開発および製造する専用開発ツールは極めて評価が高く、 TRACE32®ブランド名は、 世界中で使用されています。 イギリス、 イタリア、 フランス、 チュニジア、 米国東海岸および西海岸、 日本、 中国に事業所を構えており、 その他各国でも高いスキルを持つセールスおよびサポート・エンジニアがサービスを提供しています。 詳しくは、 http://www.lauterbach.comをご覧ください。

イマジネーション・テクノロジーズについて

イマジネーションは、 世界中の何十億の人々の生活を豊かにする製品を支える、 グローバル規模のテクノロジー・リーディング・カンパニーです。 広範囲なシリコン製品向けのIP(知的財産)には、 様々なモバイル、 家電、 自動車、 企業、 インフラ、 IoT、 組込機器の原動力となるSoC(システム・オン・チップ)の設計に欠かせないマルチメディア、 通信、 汎用プロセッサが含まれています。 独自のソフトウェアやクラウドIP・システムソリューションとの相乗効果によって、 ライセンシーやパートナーが高度に差別化されたSoCプラットフォームを利用した製品を素早く市場に投入することを可能にします。 イマジネーションのライセンシーである半導体メーカー、 ネットワークオペレータ、 OEMやODMなど多くの世界的な先端企業は、 各国で象徴的で革新的な製品を創り続けています。 詳しくはwww.imgtec.com及びhttp://jp.imgtec.comをご覧ください。 イマジネーションの情報はTwitterYouTubeLinkedInRSSFacebookおよびブログで提供されています。

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