25th February 2013

MIPS®マルチスレッドコアにより、LTEおよびLTE Advancedのベースバンド処理の性能が向上

イマジネーションテクノロジーズ、SAIテクノロジーおよびメンターグラフィックスとともにMobile World Congressでユーザ機器のリファレンスプラットフォームを公開


2013年2月25日 スペイン バルセロナ、 MOBILE WORLD CONGRESS発】マルチメディアおよび通信におけるチップテクノロジーの世界的なリーディングカンパニーであるイマジネーションテクノロジーズ(IMG.L)は、 MIPS®*マルチスレッドプロセッサコアがモバイルハンドセットやタブレットのようなユーザ機器で、 LTE帯域幅処理対応のシングルスレッドプラットフォームと比較して性能メリットが非常に大きいことを発表しました。 この結果は、 LTEおよびLTE Advanced両方のリファレンスプラットフォームで達成され、 2月25日-28日にスペインのバルセロナで開催されるMobile World Congressで公開される予定です。

イマジネーションとSAIテクノロジーは省電力MIPSマルチスレッドコアを利用し、 SMP Linux**上でSAIのLTE Advancedソフトウェアスタックを実行した際、 シングルスレッドプラットフォームより性能を45%向上させました。 LTE AdvancedはLTE展開の次の主要事項として、 ネットワーク容量を劇的に増加し、 広帯域、 住居向けの豊富なメディアサービス、 ビジネス/企業ユーザに対応可能な非常に高いデータレートを実現します。 ピコセル、 フェムトセル、 最先端ハンドセットのような次世代システムを設計する設計者は、 MIMO、 EMBMSおよびVoice-over-LTE(VoLTE)と同様に、 キャリア集約を含む新しいLTE Advanced Release 10機能をサポートするMIPS-Based™ソリューションを利用し、 高性能かつ低電力製品をつくることが可能になります。

さらにイマジネーションは、 4G LTE向けの統合マルチスレッドソリューションを構築するために、 SAIおよびメンターグラフィックスと協力しています。 このソリューションには、 MIPSマルチスレッドプロセッサコア、 人気の高いMentor Nucleus® VSMP Real Time Operating System (RTOS)およびSAIのLTEソフトウェアスタックが搭載される予定で、 これらは全てマルチスレッドを活用するように最適化されています。 MIPS-Basedマルチスレッドソリューションにより、 設計者は‘Internet of Things’内のドングル、 スマートフォン、 タブレット、 大容量組み込み機器のようなLTEシステムに対し、 最先端リアルタイム機能、 低消費電力、 高性能な製品を構築することが可能になります。

LTEおよびLTE Advancedリファレンスプラットフォームのどちらも、 このメリットと、 このソリューション要素を4Gシステム製品に統合可能であることが特長になっています。 MIPS®34K™コアおよび最新世代のinterAptiv™マルチプロセッサをはじめとするイマジネーションの実証済みMIPSマルチスレッドプロセッサは、 本日よりライセンス提供が可能です。 設計者は、 MIPSマルチスレッドコアを業界スタンダードのSMP LinuxおよびメンターグラフィックスのNucleus RTOS と同様に、 SAIのLTEおよびLTE Advanced Systems向け検証済みソフトウェアとともに利用することにより、 広範な非常に性能の高いLTEシステムの構築を他に先駆けて開始することができます。 さらに3社は、 ソリューションの拡張性でもメリットを得ており、 広範なモバイルおよびワイヤレスシステム開発向けの共通ツールやアーキテクチャを利用することも可能です。

Mobile World Congressにおける公開デモ
イマジネーションは、 Mobile World CongressにてLTEおよびLTE Advancedシステム向けの性能メリットを公開する予定です。 ご予約に関しては、 mwc@imgtec.comまでご連絡下さい。

Mobile World CongressにおけるイマジネーションのMIPSプロセッサに関する詳細情報は、 http://www.virtualpressoffice.com/eventExhibitor.do?page=ep&showId=2332&companyId=1524をご参照下さい。

支持者の声
「私たちは常に、 モバイルおよびワイヤレスアプリケーションに対するハードウェアマルチスレッド独自のメリットを把握してきました。 事実、 ミップス・テクノロジーズがイマジネーションに提供した特長もそのひとつです。 SAIおよびメンターとのパートナーシップのおかげで、 私たちはミップス・テクノロジーズの特長をLTEシステム向けの競合力に繋げることができました。 これらのソリューションは、 MIPSアーキテクチャの性能効率を表しています。 」

—イマジネーションテクノロジーズ、 マーケティング担当副社長、 トニー・キングスミス

「組み込み開発者は、 イマジネーションのMIPSマルチスレッドプロセッサ、 SAIのLTEプロトコルスタック、 メンターのNucleus RTOSを使用して、 はるかに低コストでシステム性能を向上させることができます。 私たちは、 特に、 インターネット接続でこの組み合わされたソリューションがあらゆるデバイスに浸透し、 LTEが多くの組み込みIoTデバイスのスタンダードとなる素晴らしい機会になると考えています。 開発者はNucleusを使用して、 業界で最も広く採用されているリアルタイムオペレーティングシステムのひとつから、 最先端パワーマネジメント機能を利用することが可能になります。 」

—メンターグラフィックス、 組み込みランタイムソリューション担当ジェネラルマネージャ、 Scot Morrison氏

OEMとして製品を差別化し、 より迅速に市場投入ができる方法を常に模索していたため、 イマジネーションおよびメンターと協力し、 3社がマルチスレッドの性能と効率性を通じてどのように差別化を実現できたかをご紹介できること、 また迅速に次世代LTEシステムを構築できる実証済みリファレンスプラットフォームをご提供できることを喜んでおります。 」

—SAIテクノロジー、 CEO、 Venkat Rayapati博士

Mentor Nucleus RTOSについて
Mentor® Embedded Nucleus製品は、 23億以上のモバイルハンドセットで使用されている実証済みの高効率かつ信頼性の高いオペレーティングシステムです。 Nucleus RTOSは、 単一OSもしくは複数のOSプラットフォームでリソースの使用率を最適化すると同時に、 高い性能を提供します。 Nucleus RTOSは高効率およびパワーマネジメント向けのフレームワークを使用して構築されており、 メモリリソースが制約されたデバイスや、 消費電力を抑えるために対ワットサイクルを最大化することが重要なシステムに対して理想的な製品です。 新しいNucleusベーステクノロジーに関する詳細は、 同社のウェブサイトwww.mentor.com/nucleusをご参照下さい。

SAIのLTEおよびLTE Advancedプロトコルスタックについて
SAIのLTE UEおよびeNB小型セル実証済みかつサードパーティIOTテスト済みプロトコルスタックは、 最新のLTEおよびLTE Advanced仕様に準拠しており、 OEMの仕様条件に併せてカスタマイズすることが可能です。 3GPPコンプライアントスタックは、 Layer 2、 Layer 3およびアプリケーションレイヤー向けに最適化されており、 Cat-1からCat-4以上までをサポートする高アップリンク、 ダウンリンク・データレートを実現します。 SAI LTEプロトコルスタックアーキテクチャは、 低CPU利用率と低メモリ占有率で、 異なるハードウェアプラットフォームやオペレーティングシステム(Linux、 Nucleus、 Android、 Vx Works)に拡張、 ポーティングできるように開発されています。 SAIは、 LTE製品を構築するためのポーティング、 統合、 IOT、 カスタマイズを行うデザインサービスならびにカスタマイズサービスを提供しています。 SAIは完全なシステム製品を実現できるLTE UEおよびeNB小型セルPHY、 プロトコルスタック、 無線通信機を提供しています。

記者の方々へ
*ミップス・テクノロジーズは、 イマジネーションテクノロジーズグループの一部門となりました。
**UEプラットフォームに対する性能拡張は、 小型LTE Advancedネットワークテストで測定され、 SAIスタックを駆動して1スレッド/VPEの合計スループット(アップリンク+ダウンリンクトラフィック)と2スレッド/VPEの合計スループットを比較して行いました。 トラフィックは、 ビデオサーバ、 VoIP電話、 ネットワークトラフィックジェネレータで生成された堂が、 音声、 データの混合です。

「MIPS」、 「MIPS32」、 「34K」、 「interAptiv」、 「MIPS-Based」はImagination Technologiesの登録商標もしくは商標です。 その他の商標は全て各企業の商標もしくは登録商標です。 その他の商標は全て各企業の商標もしくは登録商標です。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディアと通信におけるチップ テクノロジーの世界的なリーディング カンパニーの Imagination Technologies Group plc(LSE:IMG)は、 グラフィックス、 ビデオ、 ディスプレイ処理、 CPU組み込み処理、 マルチスタンダード通信、 プラットフォーム間共通のV.VoIPおよびVoLTE、 クラウド接続をはじめとする市場をリードするプロセッサ ソリューションの開発とライセンス供与を行っています。 このシステム オン チップ(SoC)向けシリコンIPソリューションは、 多数の強力なソフトウェア、 ツール、 エコシステムによってサポートされています。 ターゲット市場としては、 携帯電話、 接続型家電機器、 モバイルコンピューティング、 カーエレクトロニクス、 通信、 医療、 スマート エネルギー、 接続型センサーなどが挙げられます。 イマジネーションのライセンス先には、 世界中の主要半導体企業、 ネットワーク事業者、 OEM/ODM企業が含まれます。 イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくは www.imgtec.comをご覧ください。


All Press Releases