25th February 2013

PowerVR G6100 Series6 ‘Rogue’コア、マスマーケットでOpenGL ES3.0を実現

PowerVR GPUファミリがシングルクラスタから6クラスタコアまでの提供を開始


2013年2月25日 スペイン バルセロナ、 MOBILE WORLD CONGRESS発】マルチメディアおよび通信におけるチップテクノロジーの世界的なリーディングカンパニーであるイマジネーションテクノロジーズは本日、 マスマーケットのOpenGL ES3.0の導入を可能にする画期的なPowerVR Series6 ‘Rogue’ファミリの最小面積メンバーを発表しました。

PowerVR G6100は新しい分野をサポートするGPU IPコアで、 1つの‘Rogue’アーキテクチャ シェーダで実行するクラスタが特長となっており、 市場で利用可能なOpenGL ES3.0向けに最小かつ最も効率的なグラフィックスコアを実現します。 PowerVR Series6は、 OpenGL ES 3.0* に適合する初のGPUアーキテクチャです。

PowerVR G6100は、 マスマーケットのスマートフォンおよびタブレットからハイエンド設計に至るまで、 あらゆるモバイル、 組み込み市場に対応する1、 2、 4、 6クラスタの包括的かつ柔軟なGPUロードマップを構築するために、 既存のSeries6グラフィックスIPコアに加えられています。

イマジネーションのパートナーから今後出荷される製品は、 モバイル機器で最速のグラフィックス、 計算性能を実現できるようにGPUでさらに多くの処理を実行し、 CPUリソースを割り当て、 消費電力を削減するというOpenGL ES 3.0のメリットが既に搭載されています。 G6100により、 イマジネーションはOpenGL ES 3.0の導入と、 マスマーケットの携帯電話から非常に高性能なタブレットやコンソールに至るまでのこの重要なGPU移行作業を促進することができます。

G6100は、 制限はあるものの最先端OpenGL ES 3.0グラフィックス性能が必要とされているモバイル ソリューション向けに、 高品質グラフィックスと効率的なGPU計算性能を実現すべく設計されています。 効率的なシリコンサイズで、 G6100の広範な機能や性能を実現するIPソリューションは他に類を見ません。

G6100は、 高解像度あるいは低コスト マルチスクリーン機器まで対応可能なOpenGL ES 3.0を設計する上で、 最適なシリコン面積/性能比を実現します。 高性能テクスチャ マッピング ユニットを組み込んだG6100の単一USC(Unified Shader Cluster)は、 前世代からマルチプロセッサGPUと同等のRAWフィルレートを容易に提供することが可能です。

イマジネーションのマーケティング担当副社長トニー・キングスミスは次のように述べています。 「PowerVR Series6により、 私たちはマスマーケットのモバイルおよび組み込み機器から高性能ゲーム機器やGPU計算に至るまで、 あらゆる条件に対応する真に拡張可能なロードマップをパートナーにご提供しています。 PowerVR G6100は、 非常に小面積で最高性能と最低消費電力を実現することが可能です。 さらに、 他の全ての‘Rogue’コアと完全なソフトウェア互換があるため、 複数のPowerVRファミリを併用した場合のソフトウェア開発コストは、 依然として最少に抑えることができます。 私たちは、 G6100がマスマーケットのスマートフォンから、 装着型コンピュータのような新しい分野に至るまで、 超携帯モバイル機器に対応可能なOpenGL ES 3.0のマスマーケットでの導入を促進すると確信しています。 」

PowerVR Series6 ‘Rogue’のアーキテクチャ
拡張可能なコンピューティングクラスタ数に基づくPowerVR Series6アーキテクチャは、 モバイルからスマートフォン、 タブレット、 PC、 コンソール、 自動車、 TVなどの最高性能の組み込みグラフィックスを要求する、 拡大し続ける厳しい市場の要件をターゲットとして設計されています。 PowerVR G6xxxコアは、 これらのさまざまなプログラマブルコンピューティング要素を使用し、 消費電力および帯域幅要件を最小限に抑えながら、 GPU計算に対して優れた消費電力効率を実現します。

PowerVR Series6 CPUは、 既に一般的になっているGPUおよび新しいGPUを完全にサポートし、 OpenCL 1.xやRenderscript Compute/FilterscriptなどのコンピューティングAPIの要件を満たし、 モバイルおよび組み込みデバイスにとって最適な性能/消費電力比を実現します。 Series6ファミリのすべてのメンバーは、 OpenGL ES 3*/2/1.1、 OpenGL 3.x/4.x、 およびWHQLに完全に準拠するDirectX9.3/10を含む最新グラフィックスAPIの機能をサポートするように設計されており、 一部のファミリメンバーはDirectX11.1の機能にまで機能を拡張しています。

PowerVR Series6 GPUファミリは、 高度で拡張可能なコンピューティングクラスタアーキテクチャ、 ロスレス画像、 パラメータ圧縮、 広く認められているPVRTC2™テクスチャ圧縮を含む効率の高い圧縮テクノロジー、 拡張されたスケジューリングアーキテクチャ、 イマジネーションのプロセッサテクノロジーをベースとする専用のハウスキーピング処理プロセッサ、 新世代のタイルベースの遅延レンダリングアーキテクチャなど、 新しいテクノロジーや機能の重要なポートフォリオを提供します。 これらの機能の組み合わせにより、 設定に応じてmm2またはmWあたりの最適な性能を提供すると同時に、 業界で最も低いメモリ帯域幅を消費する高度なレイテンシー耐性アーキテクチャを実現しています。

PowerVRについて
イマジネーションのPowerVRグラフィックステクノロジーは、 最も先進的なユーザーインターフェースと高性能ゲームを含む最高のスマートフォン、 タブレット、 TV、 コンソールアプリケーション提供する製品を実現するために、 世界有数の企業がライセンスを取得しています。

PowerVR GPUテクノロジーは、 グラフィックスプロセッサ開発を専門とする世界最大級のエンジニアリングチームによって牽引されています。 このテクノロジーは、 イマジネーションのPowerVR Insiderエコシステムによって補完されています。 このエコシステムは、 既にPowerVRを搭載する機器に対して最適化された何十万本ものアプリケーションを開発している35,000人以上の開発者が参加する活発なコミュニティに対して、 詳細なサポートとツールを提供しています。

イマジネーションのPowerVRグラフィックステクノロジーは、 モバイルおよび組み込みグラフィックスのデファクトスタンダードです。 PowerVR Series6は、 既に複数のパートナーのシリコンに搭載されており、 出荷もされています。

記者の方々へ
* 仕様情報に関してはwww.khronos.orgをご参照下さい。

Mobile World Congressにおけるイマジネーション出展情報に関しては、 http://www.virtualpressoffice.com/eventExhibitor.do?page=ep&showId=2332&companyId=1524をご参照下さい。

イマジネーションテクノロジーズについて
マルチメディアと通信におけるチップ テクノロジーの世界的なリーディング カンパニーの Imagination Technologies Group plc(LSE:IMG)は、 グラフィックス、 ビデオ、 ディスプレイ処理、 CPU組み込み処理、 マルチスタンダード通信、 プラットフォーム間共通のV.VoIPおよびVoLTE、 クラウド接続をはじめとする市場をリードするプロセッサ ソリューションの開発とライセンス供与を行っています。 このシステム オン チップ(SoC)向けシリコンIPソリューションは、 多数の強力なソフトウェア、 ツール、 エコシステムによってサポートされています。 ターゲット市場としては、 携帯電話、 接続型家電機器、 モバイルコンピューティング、 カーエレクトロニクス、 通信、 医療、 スマート エネルギー、 接続型センサーなどが挙げられます。 イマジネーションのライセンス先には、 世界中の主要半導体企業、 ネットワーク事業者、 OEM/ODM企業が含まれます。 イマジネーションテクノロジーズの本社はイギリスにあり、 世界各国に販売拠点と研究開発拠点を置いています。 詳しくは www.imgtec.comをご覧ください。


All Press Releases